31013 | 返信 | 差別はなぜ起こるのか? | URL | 水原文人 | 2004/11/21 13:11 | |
> 理由や原因に目をつぶってしまったりして、 このように偉そうなことをおっしゃるのなら、ここ2日ほどの投稿のなかだけで差別の「理由や原因」をある程度論理化して理解することはできるのですから、少しは自分でも考えてみて下さい。 ヒント集: >文化の違いを相対化できずに、その集団を蔑視してるだけ、と言う事でしょ。 >これこそ差別そのもの。 猫まんま氏、30995 >自らの状況があたかも他人と比較して優位に立っているかのように主張したい 八木沢様、30994 これが根本的な差別の動機のひとつでしょうね。そこにこの下の文で言われていることを加えて考えると: >しかし、八木沢様的な感性を共有しない、八木沢常識の「共同体」に属さないものには、なんの説得力もありません。 帽子屋さん、30989 差別というのは、そうした「常識」なり「感性」を持った「共同体」に属しないものを排除するために、その他者に対し「自らの状況があたかも優位に立っているかのように主張したい」潜在的欲望が、他者のことをあたかも自分たちその共同体よりも下位にあるのだと誤った認識を持てるように作用して起こることだと言えるでしょう。下位にある蔑視対象だと決めつけるために、 > 属性の中に個人を埋没した状態で横から入ってきて見下した状態 に人間の精神が陥るわけです。 僕自身がマルクーゼを引用して >差別意識というのもまた今の用語でいえば精神障害の一種であります。 (31006) と簡単にまとめて書いているのは、こういうことです。ストレートに言い換え語を用いずに言えば、これは精神的な病理です。 マルクーゼによれば社会の個人に対する抑圧には必要なもの(共同体秩序を維持し個々の生存を保証するために必要なルールや知恵を身につけさせるもの)と過剰なもの(それ以外のもの)があるわけですが、仮に、ただの例として「八木沢常識の「共同体」」の共同体を保証する「八木沢常識」がこの過剰な抑圧を個々人に押し付けるたぐいのものであれば(ただの例です、念のため)あるほど、他者に対して不寛容になることでしか共同体の権威性を維持することができなくなります。個々の成員が無自覚にそこに属して自分で考えるとか、その「常識」をいったん疑ってみるとかできない状態であれば、その個々の成員は他者共同体を維持するためにも他者を人間としてまともにみることができず、流言飛語のたぐいを自ら検証することもなく信じ込むようになるでしょう。 そうすることで差別という精神的病理は、どんどん増幅されます。流言飛語が「常識」になり、ますます で、他者が自分の属する共同体を破壊するのではないか、という根拠のない思い込みにまで発展すれば、パラノイアな排外主義に陥るわけで、 >あなたは日本人にとって「帰れる国」である日本がなくなるかどうかなんて関係ない状況について、「なくなるなくなる」と喚き続けているわけです。つまり黒くもないものを黒く見えている、そんな危険なんてどこにもないのに「危険だ危険だ」と言っているあなたがおかしいだけです。 (水原、30970) と言うようなおかしな精神状態に陥るわけです。 しかもその精神的な病理を自覚することでそこから自らを解放すると、今度はその今まで属していた共同体から排除されることになりますから(少なくとも、当人はそう思い込みますから)、病理はいよいよ激しくなり、いよいよ自分で考えると言う誰にでも本来できることができない「間抜け」になる方向へと、その共同体の成員に共有された病的な潜在意識がその個々の共同体の成員一人一人を駆り立てていくわけです。 > あなた方のような被差別擁護者が差別者に反発される理由ですよ。 > 気づいてますか? 差別者が反発するというか、hiropiroさんが好例のように、自らが差別と言う精神的な病理を抱えていることを自覚している人なんてまずいません。差別を指摘されるのは病理を指摘されることであり、だから「自らの状況があたかも他人と比較して優位に立っているかのように主張したい」(八木沢様)という潜在的欲望が激しく作用して、反発の感情を引き起こすわけです。そのときに、本来備わっている知能がちゃんと作用することはごくまれですから、たとえば… (hiropiro様、30982)_______ *** こういうのはステレオタイプでしか他者を見られない典型的な差別的意識構造と言います。教育内容だけでその個々人の意識が決定されるわけがないでしょう? 仮に日本に悪いイメージを持っていても、実際に日本に来てみたら日本人によく扱ってもらった、というだけでそんな意識なんていくらでも変わりますし、そもそも学校で教わったことになんの疑問も抱かないなんて、よほど従順な間抜けでないとあり得ませんね。 *** ここでは、明らかに私を指してませんよね? 学校で教わったことになんの疑問も抱かない、そんな間抜けはいないといった貴方に対して私は下記のようにコメントしました。 *** そうなんですよ、彼らの本国ではあなたが言う間抜けな方たちがたくさんいるんです。 親日の韓国人作家の本が国家権力で発禁になったり、かなり間抜けですねぇ。 戦後保証問題にしても、解決しているはずの保証問題を知らない、もしくは信じようとしないまぬけな人たちなんです。 それにしてもあなた、間抜けだなんて酷い事いいますね(笑 *** 補足 親日の本を書いて出版後、逮捕取り調べを受けて発禁になっています。 反日教育をしているのかにぶら下がるべきレスでした。 これに対してもコメントしていただけるとありがたいです。 とレスしましたが、いつのまにか貴方の主張が *** 行ったこともないで、現実も知らないで、バイアスのかかった扇動的情報だけで、よくもまぁ断言できるもんですね。あなたのような人を「間抜け」と言ってるんですが、分かりませんか? *** と、間抜けだと指定してるのが私になってたりします。 (引用終了)_________ このように「間抜け」という一般名詞があたかも固有名詞であるかのような、自分が日常的に使っている言語のごく一般的な構造も忘れ去ったような珍説を公の場で主張してしまうことになるわけですね。 hiropiro様の投稿で引用されている拙投稿の「間抜け」の属性は「学校で教わったことになんの疑問も抱かない」ということでありますが、むろん一般名詞のごく当たり前の言語学的構造において、「学校で教わったことになんの疑問も抱かない」と類似する属性もまた「間抜け」の意味に含まれます。たとえば「現実も知らないで、バイアスのかかった扇動的情報だけで、よくもまぁ断言できる」のも、流言飛語で耳に入って来た情報を、そもそも流言飛語なのだから学校で教わることよりもさらに信用性が低いことにすら気づかず鵜呑みにし、自ら考えることも検証することもできない輩は、さらに重度な「間抜け」ということにしかなりません。 この「間抜け」というのは、言うまでもなく上記のマルクーゼ、八木沢さま、帽子屋さん、猫まんまさんの投稿に指摘されている共同体の内包しうる差別的病理の問題と共通する問題でもあります。 たとえばこの下に引用したような投稿をはずかしげもなくしてしまえるのは、流言飛語を疑いもせずに信じ込む「間抜け」であるばかりでなく、まともに知能が働いていればそもそも論理的に破綻していることなど5分考えればわかるはずのことなのに、それに気づかないように自らを仕向けている潜在意識のなかの差別的な精神の病理の働きを示しているとも言えるでしょうね。 (引用開始)_______ 残虐非道な日本人ならこういう拷問をしたであろうと想像して大陸的拷問を行ってる姿が展示されてる場所です。 ※あえて大陸的拷問とか書いたのは日本には存在しない拷問の数々が恥ずかしげもなく展示されてるからです。 _______________ そもそもある時代の日本に「こういう拷問があった」ことは文献や証言などがあれば証明できますが、「こういう拷問がなかった」ことは、こと拷問のようなことであれば公式文書で白書だとか、すべてを網羅した学術研究などがあるわけもなく、論証不可能なはずのことであります。 しかも仮になかったとしても、日本人が中国でやった拷問であれば、それまで中国にしかなかった拷問法を学ぶことだって出来るはずです。 なのに「恥ずかしげもなく展示」などと、なんの疑いもなく書けるのは、病理的な精神状態であると言わざるをなません。 また 30972 返信 Re:教えてくださいhiropiro君。在日朝鮮人特権なるものを。 URL hiropiro2004/11/20 00:44 > 通名で借りて返さずに通名を変えるとどうなりますか?ニュース見てないみたいですね?(犯罪です。) > 知り合いの税金の方ですが、当然、犯罪(脱税)にならないからずるいっていってるんですよ。 > だって、商工会にはんこ突いてもらえば税務署が通してくれるんですから。 > これをサラリーマンから見たらそんなの特権じゃない何いってんだかとなるかもしれませんが、自営業や企業を抱える人間から見たら特権以外の何者でもないと思いますがね。 このような投稿は、差別意識がただ共同体維持のための過剰な抑圧によって起こる精神的病理なだけではなく、一方でその共同体だけでなく個々の成員一人一人の「自らの状況があたかも他人と比較して優位に立っているかのように主張したい」という欲望が引き起こす嫉妬ややっかみの産物でもあることを示しています。 しかもここで「共同体」の問題と併せて考えるなら、「商工会にはんこ突いてもらえば税務署が通してくれるんですから」云々でこのような差別的な精神的病理が露呈された発言ができるというのは、単に自分がそのようなゴリ押しに強いボスのいる商工会に属していないのが原因であるだけであることすら自覚できていない潜在定式の中の羨望の念を如実に示していてしかもそこい発言者自身が無自覚であるという点において、共同体維持のための差別と個人的嫉妬やっかみによる差別が、密接に結びつきうるものでもあることを示しております。 ちなみに「サラリーマンから見たらそんなの特権じゃない何いってんだかとなるかもしれませんが」もなにも、クロヨンだのトーゴーサンピンなどと揶揄される職業別の所得把握率の問題や、そうでなくとも自営業であれば必要経費で相当の額が控除の対象になるということがそれだけでもサラリーマンから見れば大変な特権であるるのですが。 その自らの安住している(hiropiroさんが自営業者であるとしたら)特権には無自覚で、「朝鮮人」の「特権」というその実朝鮮人にのみ認められた特権でもなんでもない(通名の使用は、日本人でもできます)ものを嫉妬とやっかみの対象にできるのですから、かなり重度な差別意識という精神的病理なのではないかとも思えて来ます。 |
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