31308 返信 Re:「精神障害」をめぐる議論−精神障害はどこに行ってしまったのか? URL にょろ 2004/12/06 00:50
上海さん、こんばんは。

> 僕は結構単純に考えています。精神障害に限って言えば、圧倒的な経験と知識の不足です。

直接的にはそうかもしれないです。しかし、この直結の問題の原因は、おそらく精神障害に限らず他の事例、生活保守、ネオリベなどにもあてはまるのではないかと考えていますが、それは、「普通」ではないものに対する不安、なんらかの知識、経験にもとづいて発生する否定的な感情=不安に対する懐疑力の欠如にあるのではないかと考えています。自分を相対化してみることができないことによる可謬性への愚鈍。否定的な感情を先行させて知識をえようとすれば、不安の増幅しかなしえず、精神障害>「普通」ではない>排除、差別の対象、と短絡してしまう。おおげさかもしれませんが、「精神障害」をみているものが「精神障害」的なんじゃないか(笑)。とはいえ、わたし自身、精神障害に対して「圧倒的な経験と知識の不足です」。

> 特に、急性期の症状が重く発現している状態の、外面的に現れる「異常性」を、
無責任な映像(TVドラマや映画等)で「疑似体験」としているに過ぎない人達が大半
だからではないでしょうか?

どうなんでしょうか。わたしはメディアの影響力というものをほとんど評価していないもので。また、映像などは無責任でいいんじゃないかと思っているのです。

> そういういろんな奴がウヨウヨしているから面白いと思いませんか?
> しかし、それでいいんですよ。そして自己を捉えなおす事が出来ても出来なくてもいいのです。

同感です。

> それが、統計的に見て、「ある一定の症状への傾向」として多くの人達がシフトするのが社会的に問題になることであると思います。そしてこれは「恣意的に」コントロール可能な事です。

うーん、統計というものをほとんど信用していないもので(笑)。
恣意的にコントロール可能ともあまりおもっていないです。

> > そして、そういった人たちとどのようにコミュニケーションをとればよいのか、これは、ここ数年来の悩み(苦笑)でもあります。
>
> 取れませんよ。取れない事が多いですよ。そういうもんです。

コミュニケーションは無理として、コミットメントはできるかなと。

> 唯一の進展は、その人たちとの物理的に関わる時間の多さと継続期間によって、好転すると思います。

十数年経て、歳をとりかえって「悪化」しているのではないかと思うのです。
まぁ気長にということですね。