| 31579 | 返信 | Re:精神医学・医療と精神分析について | URL | Baad | 2004/12/21 22:35 | |
| ななさん、水原さん、横レス失礼いたします。 これが三度目の書き直しになります。 ええと、自閉症等の現在先天的な原因を伴う障害の発症の原因についての議論が続いているようですが、これは何のための議論でしょうか? 精神障害に関連して、ということであれば自閉症は精神障害ではなく発達障害ですから今回の議論とは別になさるのが筋ではないかとおもいます。 二次障害を発症していない自閉症者は障害者とは言えますが、病者ではありませんので。 以下の部分に関してななさん、水原さん双方の発言に気になるところがありまして、そのままほっておくと誤解が誤解を生む展開になりそうでお二人が無限ループに陥る(笑)だけなら構いませんが、一般の迷惑ということもありますので、少し介入させていただきます。 > 「精神分析」的な見解では自閉症の発症の大きな要因に「親の育て方や家族環境のまずさ」という家庭環境が上げられています(貴方の発言もまさにそれに沿ったものです)。 10数年前までは精神分析どころか、一般的な精神科医の自閉症に関する考え方も同じでした。 またここでこれは水原さんの2年前の書き込みからの引用はである、ということを付け加えさせていただきます。そうでないと、親の会のかたたちにも、水原さんにも水原さんの先輩の方にも失礼に当たると思いますので。 (今同じようなトラブルが起こってもそれぞれの方がその当時と同じような対応をとるとはちょっと思えません。) >しかし、Twins Studyを始めとする色々な調査・研究成果によって、「環境という要因の関与は認められるが、それが『家庭・家族環境』に収束できるかのような見方は検証されていない、多くのデータから社会的環境要因一般からそれを有為的に抽出するような見方は否定されている」ということです。 ここでまず、「自閉症の発症」という概念がわかりません。 後天的な要因による脳の障害等以外には自閉症は生来の障害ですから、発症という概念はなじまないと思います。これ、本当に自閉症に関するデータでしょうか?ひょっとして統合失調症と混同してはいらっしゃいませんか? 自閉症に関する物で発症と言う言葉でとらえられるのは、パニック等の二次障害です。それはほとんどは不適切な刺激という環境要因による物ですから、親だけではなく、全ての周囲の環境要因がその引き金になります。(たとえば、一般の人には気にならないような雑音や光の刺激、匂い、なども含みます。) 二次障害が酷くなる要因は親や周囲が障害の特性を理解せずにまずい対応をする、ということが一番大きいので保護者の責任は重いです。 (これは一般的な育て方の悪さとは違います。どういう刺激が有害であるか、というのは、個々で違います。) >お分かりになりましたか?貴方の発言は、自閉症の親には「育てのまずさ」がある、そこに大きな責任があるという「精神分析」論理を支持し、一般化していることになります。 これも、2年前の書込を引いてのことですね。 今回の議論では、水原さんは「例えば幸福な家庭環境というのも原因になる」とおっしゃっています。 更にこのようにも: > > 僕は「発症の原因」としか言ってませんが? つまりこれは契機としてなにがあるかの問題でしかありませんが? なんでこのように議論をねじ曲げるのでしょうか。 環境要因は遺伝的素質をも含めてあくまで環境要因でしかないのに、無理矢理親の育て方の問題に引っ張っているのは今回に関してはななさんであるように思えます。 > > > さらに言えば「自閉症児の親の団体などは「先天的だ」と主張しています」と自閉症児の親の会の主張を捻じ曲げられた意見も書いておられます。 自閉症が先天的な障害であることは定説ですから、これは事実ですね。 > > 現に私の大先輩にあたる映画評論家の著書がコレで絶版に追い込まれましたが…。その抗議文ではそう主張されてましたよん。 > 抗議文も含めて正確に詳しく出典なり経緯を示してください。その上で議論しましょう。「そう主張されてましたよん」では分かりませんから。 > もしですね、貴方の大先輩の映画評論家が同じような「精神分析的」見地にもとづく自閉症の発症因を公言されたのだとしたら、それは「家族の会」などの批判を受けるのは当然だと私は思います。 批判を受けるのは当然としても2年前の物を引っ張り出してまで、と私は思います。 というのはこの分野の研究の成果はめざましいですから、家族の会のかたたち自身が対応を変えていることも考えられます。古い考えの上に立って議論しても誤解が広がるだけ。とはいえ誤解を解くことがなければ理解もないですから、話題になること自体は良いことだと思いますが、出来れば新しい事例でお願いします。 ななさんは、水原さんの過去の発言を大げさにあげつらって読んでいる人の自閉症に対する理解を混乱させるような発言は慎んでください。 水原さん、絶版に追い込まれたその先輩の御著書は復刊になりましたか?ちゃんと十分な話し合いを冷静にした上で良い結論を出されるようにと、今でも願って止みません。 > ちなみに、自閉症についてボケたことを言った有名人では養老孟司がおりましたね。『バカの壁』でもおかしなことを書いていました。 これ、自閉症児の発達の仕方が一般と違うので、頑固に寡黙だったの突然流ちょうにしゃり出したりするのでわがままに見えると言うことですが、でも、今の社会では一般的に言ったらわがままととられますよね(笑)。それに、脳の働かせ方としては比喩的のは非常にわがままだと言えないこともない。 このような理由で誤解されていることが理解できないがために被害妄想に陥って、せっかくある能力を生かせずに社会に適応出来なくなる自閉症者はおおいのです。こういう発言があったら、どこが可笑しいか一般の人自閉症者双方に具体的に指摘すると言うことによってしか自閉症者の社会適応はすすみません。 なんか、引用した部分の批判をされている方の批判の仕方、頓珍漢な反応で読んでいて暗い気分になります。 もし、精神分析の有効性を論じるための議論であれば、自閉症に関しては臨床面でのことに限って二次障害等についての精神分析の有用性について論じられればよいと思います。 くれぐれも、ななさん、何のために論争しているかと言うことをお忘れにならないでいただきたいです。 (そもそものきっかけとなった毒芋虫さんであれば、ななさんが助け船を出さなくてもちゃんと水原さんに、切り返していらっしゃいましたよ。水原さんを激怒させるほどに痛烈に。) |
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