| 31596 | 返信 | Re:精神医学・医療と精神分析について | URL | Baad | 2004/12/22 09:48 | |
| すみません、昨夜の養老発言についてのコメントの訂正文一カ所勘違いがあったために更に訂正して再投稿いたします。 > ちなみに、自閉症についてボケたことを言った有名人では養老孟司がおりましたね。『バカの壁』でもおかしなことを書いていました。 これ、自閉症児の発達の仕方が一般と違うので、頑固に寡黙だったのがある日突然流ちょうにしゃべり出したりするのでわがままに見えると言うことですが、でも、今の社会では一般的に言ったらわがままととられますよね(笑)。それに、脳の働かせ方としては比喩的のは非常にわがままだと言えないこともない。 「わがまま」を「やる気がない」に訂正します。私の勘違いでした。 ちなみに元の文を引くとこうです。 >まず問題は,言語ができないのか,やる気がないのか.自閉症の場合,典型的にやる気がないんです.あとで突然喋りだす子がいるんだから. (『科学』2001年6月号、684頁、右段15-17行目より) これ、現象面だけをとらえたら、全くその通りなんです。 正確に言えば外見からはやる気がないのか言語が出来ないのかわからないが、実際には「しゃべる技術がない」、あるいは「どうしてもしゃべりたくない」だけで、言語は理解していることが多い、ということなので、「やる気がない」を比喩的表現ととらえれば特に問題がある発言だとは思えません。 この文章のポイントは、『「言語ができない」のではない』、ということなのです。 その原因を教師が「やる気がない」ととらえるか、「話す技術を習得していない」ととらえるか「こだわりがあって話せない」ととらえるかによって、自閉症の子どもの安心感は大いに違ってくるとは思いますが、「やる気がない」ととらえられた方が、先天的障害なのでほっておけばよい、という風に扱われるよりは、本人にとっての利益は大きいでしょう。 コメントしている方の発言よりは養老先生の発言の方がまだ自閉症への理解が深いように思います。 で、結論としてどうなるかというと、養老発言、ある程度の自閉症に接した経験が元にあってなされた発言である上に、誰が読んでもした足らずで真に受ける(あるいは理解できる)人は実際に自閉症者に接した経験がある人以外にはいるとは思えないのでそれ以外の人は読み流しておけばいいと思います。あまり実害があるとは思えません。 コメントの方は実際に自閉症のことを知らない人があげつらっているだけの無内容な発言で、いたずらに自閉症が微妙な問題であるというタブーをかき立てるだけのものである上にもっともらしいのでより罪が深いと思いますよ。 自閉症に関する発言はこういうのが多いので困りものです。 障害者にとって大切なことはどんなかたちであれ、一般的に症状が正しく理解され、その知識が浸透すると言うことです。 |
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