| 31636 | 返信 | Re:精神医学・医療と精神分析について | URL | 上海 | 2004/12/23 23:24 | |
| ななさん、紅皿さん (あ、ななさん。先だっての投稿は 皆様宛て で、ななさま の誤植じゃないです この後にレスつけます ) > > (もちろん、それなりの英文読解力が前提になりますが) > > まったくななさんのおっしゃる通り、問題を真剣に掘り下げて考えてみようとするなら多少の労力と投資は必要です。確かにPubMedは要約しか出てきませんが PubMed以上の情報量と機能があって、無料で使える文献データベースがありますか? あれば教えて頂きたいものです。「参考資料を示す場合にPubMedはあきません」とおっしゃるぐらいだから、ほかにいい方法があるのでしょう。よろしくお願いします(Web of ScienceやJSTOR、JDreamPetitは、それこそ個人向けではないですよ)。要約を読めばだいたいのことはわかるし、全文を読みたければ別刷りを請求すればいいだけのこと。最近の論文なら著者にPDFファイル送ってくれとメールすれば大抵の場合送ってくれます。あと、PubMed Centralに参加している雑誌は、刊行直後もしくは刊行数ヵ月後から無料で全文読めます。 ↑ これ、ちょっと脱線してませんか? 英語が読める云々以前に、この掲示板で必要なReferenceはせいぜいレビュー記事や、学術誌の編集記事くらいでしょう。それをたいそうにPubMedまでサーチさせて論拠を掲載するなんて、それこそ、権威主義も甚だしいと思われても仕方ないですよ。 そんなイジワルしなくてもGoogleで「自閉症」や「発達障害」ってサーチしてごらんなさい。山のような情報が手に入ります。それも日本語で判りやすい。 毎日PubMedで論文を検索したり、インパクトファクターを調べている上海が言う事ですから、まず、間違いはございません。 で、ななさん >> 自閉症は精神病とは一切関係ないですから、やはり今回の議論とは別にすべきでしょう。 >自閉症は精神病ではありませんが、精神医学や医療とは切り離しては考えられない問題でしょう。水原さん >の言説も含め「精神分析」的言説において、「親の養育態度や心理的原因(トラウマ)によって生じる」などと >、情緒障害のような捉え方をしていることを批判してきた議論の経緯もあります。まさに、タイトルに沿った議 >論だと思います。といいますか、議論を別にしないと何か不都合なことでもあるのでしょうか。 わざわざ過去のログを引っ張り出してまで、「相手を貶す」類の議論をしているわけではないでしょうに・・・ いつのまにか、精神病と精神障害と発達障害がごっちゃにされて、「精神医学や医療とは切り離しては考え られない」なんておっしゃるから、話しが見えないのですよ。 後の方にはEBMとかメタアナリシス手法などを出されていますから、それならば、精神科医が臨床医学の 治療の対象として、一定の科学的手法が確立されている「精神病」に限って話しを分けるのが筋ですね。 精神科医自身が、「精神医学的治療の対象ではない」と言う、精神障害や発達障害まで、「科学的な医療 の対象」に勝手にされたら、たまったもんじゃない。 >> 病者とカテゴライズする意味合いが全く理解できないですね。だって治療の対象ではないですから。 >> 薬物療法は無意味です。医学的根拠の無い、網をかけるような薬物の利用は人体実験にも等しく、また >>表現形質の発現の可否や強弱を薬物でコントロールされることは、当人にとって苦痛でしかないでしょう。 >「病者」という呼称には私は反対ですが、「治療の対象ではない」、「薬物療法は無意味」については以下 >のようなことは押さえておく必要があると思います。 >自閉症は発達障害ですから「治療」という概念はなじまないと思いますが、二次的に生じる様々な症状、合 >併症のうち、本人の苦痛の軽減のためや養育や発達支援の観点からみて障害となるような症状を取りのぞ >くという意味での姑息的な「治療」が必要になるケースもあるでしょう。その場合には必要最小限の薬物療法 >なども行なわれています。 それは二次障害の、独立した事象です。それに対する治療行為は、自閉症自体とは全く関係ありません。 >↓のWeb記事に、自閉症における薬物療法の意義が解説されています。 >自閉症と薬物療法、てんかん、睡眠障害について よく読んでください。勘違いしてますね。 「自閉症の薬物療法」ではありません。自閉症で、発作を起こした場合の対症療法として、最低限の薬物 を使う事もある と極めて慎重な書き方がされていますが・・・ 尚、ご紹介されたWebにある一覧表を見れば、表現形質としての様々な症状は、自閉症にのみ特異的な ものではなく、他の障害や疾病に起因する同様の発作にも適用される、バッファリンみたいなものですね。 >ところで、「網をかけるような薬物の利用は人体実験」「現形質の発現の可否や強弱を薬物でコントロールされ >ることは、当人にとって苦痛」とは、具体的にどのようなことを指しているのですか。また、上海さんはそれが日 >常的、ルーチンに行なわれていると主張しているのではありませんよね?この点については明確にご返答く >ださい。 網をかける というのは、直前に書いたように、「EBMもへったくれも無い」やってみたら効いた・・・レベルの ジェネラルドラッグが未だに使用されている、或いは使用せざるを得ないと言う事です。 言っておられる事、噛み付かれる対象が、一定しないので、非常に対応しにくいです。 後半はアホらしいので敢えてノーコメントです。 >> え??なんで有効でなく、且つ非科学的なのですか?確かに他の疾病や障害に比べて、研究の成果が >>遅々としていますが、通常の病理学的解析が適用できないが故に、精神分析の手法が発達してきたのです >>よ。 >「通常の病理学的解析が適用できないが故に、精神分析の手法が」普及したのは、ある意味そうでしょう。し >かし、広まった歴史があるからといって、精神分析による病理、病因概念や心理療法が科学的に見て妥当な >ものであるとは言えません。「エビデンスに基づく医療」(EBM:Evidence Based Medicine )という見地からみ >れば、極めてそれが乏しいですし、逆に否定的なデータやエビデンスを提出する報告、論文はこれまでかな >り出ています。 >(また、精神分析のEBMを検討するひとつの方法としてメタアナリシス的手法がありますが、そのような観点 >からの論文も複数提出されています) あの、EBMが、宗教的掛け声だけでなく、本当に有効に機能し始めている疾病は、高血圧や糖尿病の一部の 治療法においてだと理解しています。一方で、マニュアル化が非常に困難である疾病や障害については、EBM が臨床医に歓迎されているとはとても言えないですね。 また、メタアナリシスとは、「どうもよく判らないが、いろんな専門化が同じような事を言っているから、おそらく 導かれる結論はこうこうであろう」という、呪術にも似た、科学性からはかけ離れた、どうしようもない時にすがり つく手法です。自然科学者はどうしても自らの行動をロジカルに正当化したがるものですから、メタアナリシス というわけの判らない「科学」を作ってしまった。 と極言しても良いでしょうね。だいたい、バイオ統計学者が3-4人しかいない日本で、どうやって科学的な メタアナリシスが出来ると言うのですか? |
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