31673 返信 「上海」さんへ(自国の生存領域) URL 工藤猛(関東の工藤) 2004/12/26 03:48
自国の生存領域は限定されている。
A国がより経済的に発展したいので
B国の「領域」を力で奪ってきた歴史がある。

上海さんは「国」が嫌いなようだからA地域でもいいよ。
B地域に勝手に侵入しB地域の住民の普通の暮らしを混乱に陥れる
「権限や天賦の権利」はA地域の住人にはないはずだ。

面白いことに「強者」や「ずうずうしい」人間に都合のよい論理風な
考え方がある。

【地球市民】という鵺(ぬえ)的なアクロバットだ。
古代ギリシャの「市民」でも共産主義者や無政府主義者の「市民」でも
いいのだけれども。

この地球上の「市民」には国籍がつきものだ。
無国籍で他国に旅行するのは大変な努力がいるだろう。
「自国の生存領域」は他国の承認さえあれば拡張できる。
自国民の生存領域も他国との交渉で他国まで延長することができる。
上海さんはどのような「証明書」を携帯して海外旅行するのだろうか。
各国の裏社会から偽造した各種書類を調達して摘発されたら
国外追放か逮捕されるような境遇下で行き来しているのだろうか。
北朝鮮の発行するパスポートと日本国のそれとでは
日本国の方が国際的により信頼されて各国で通用する。
北朝鮮紙幣より日本国の紙幣のほうが国際社会では有意義に流通する。

北朝鮮の農村部の庶民として今日生まれた赤ん坊と
日本の農村で生まれた赤ん坊に「人間」としての能力に差はあるまい。
あるとしたら母体の栄養度の差で赤ん坊に栄養学上か健康度で
差がある程度だろう。ここからが大問題だ。

生んだ母親に経済的に育てられない事情があったとき
公的な制度、社会環境でどちらの国のほうが
赤ん坊の生存率を高めているのだろうか。
推定の数値だが北朝鮮では1960年代に比べて遥かに平均寿命が悪化して
50歳前後まで低下しているという説まである。
国家の社会制度、国家の為政者の質で随分と違うもんだ。


普通は日本国籍を有しながらどこかしらにすんでいる「市民」のはずだ。
日本国の定める法体系に従って生活してゆく国民でもある。
海外で生活していても日本国籍であることによる日本国の保護を期待できる。
このことはA国でもB国でも原則は同じだ。

【地球市民】には統合された地球が発行する万能フリーパスでもあるんだろう。
【地球市民】は何処に住もうともその住んだ地域で、その地域の水準に見合った
      生活する権利が生まれながらにしてある。地球市民だから。

上海さんてこんな考え方をしていないかい。
国籍の恩恵を否定して誰がどんな機関があなたの生活を守っているんだ。
保護だけは享受してやるが保護する国なんて「くそったれ」で滅びてしまいな
という立場なわけか。

自国の生存領域というのはとても大切なものなのだよ。
国籍というのも生きてゆくには大切だよ。
自国通貨が海外では紙くず扱いで通用しないという「不幸」な国の市民も
存在するから、広い意味で自国の生存領域をしっかり確保し強化する努力は
大切だよ。この地球上から国境をすべてなくせという「夢想家」に
現実社会の移民政策や「不法滞在者」合法化を当該社会の統治機関に
要求する現実的な生活上の論拠はないな。夢の中で夢想し続けて下さい。
生身の社会に下りてきたら目を覚まさないと。事実に立脚しないと。