31749 返信 Re:当然の判決およびいくつかの投稿に対するレス URL 水原文人@パラノイア 2004/12/28 02:47
そよか姫、こんばんは。

> >高松宮殿下が京都の御所について「千何百年ものあいだ堀もなんにもないところに天皇がいたのが、どれだけ凄いことか」と繰り返しおっしゃっていたという話でした。だから「江戸城」に天皇が住んでいるのは、本来ならおかしい、と。
> >
> 明治天皇は、「ちょっと行って来る」と東下りされたそうです。

その時明治大帝は何歳でしたっけ? その前の代の天皇はどうも毒殺されたらしいですね。頑固な攘夷派だったので邪魔でしかない薩長および岩倉具視あたりの差し金だというのがもっぱらの説。

誰もレスしてくれない一昨日の近未来小説(http://otd2.jbbs.livedoor.jp/mondou/bbs_plain?base=31677&range=1)における小泉クーデタ・天皇夫妻および皇太子夫妻相次ぎ暗殺という想定は、一応この辺りの史実をベースにしております。

> 堀はあります。 

そういえばドブみたいなのが…

> ちっちゃな堀一つ隔てたところに御所=天皇さんの家=があり、平安の昔から京都の人々に親しまれてきたのでした。
>
> > 正直なところ「あっても悪くないかな」とは思えて来ます。
> >
>  そうなのです。 
> なのに、近年の傾向にみられるように段々と「雲の彼方」に行かされるような現状のあり方=方向性=には危惧を覚えます。

紀宮清香内親王のご婚約で久々に「さーや」の愛称がメディアに踊ったのは、なんだかホッとしましたが、今度はワイドショーのコメンテーターがみんな「さーやさーや」となると、これはこれでウザい…

臣籍に降嫁することが決まったとたんに愛称がパブリックになるこのワザトラシサって、なに? 「さーや」と呼ぶなら、「ミッチー」も復活させろ! 「皇太子さま」ではなく「ナルちゃん」と言え! 陛下だって「アッキー」とか「明仁さん」と呼んでみろ! っとか…

しかしさーや様のお相手が、あんなにおとなしく気だてのよさそうな彼女が、35歳まで待ってあの男はないだろう? そりゃ器量は、洋服は似合わないけれど、和服姿だとなかなかふくよかな平安美人系だし。それが学習院卒・礼宮文仁親王の取り巻きグループ出身(つまり男版紀子?)、年収700万なのに趣味が外国製スポーツカーってのは…要するにサイテーのボンボンってことやないか? いきなり発表でカメラに囲まれた緊張はわかるけど、あの目をパチクリさせてる表情てのも…(表では気弱な内弁慶/DVやりそうな夫の典型っぽく見えてしまったんですが)。

> > 少なくとも第二次世界大戦に至った天皇制のあり方は、天皇制本来の歴史からしたらそうとうにおかしい。
>
>  はい。ある(右翼を自認する)方が言われていました、『「禁中並びに公家諸法度」は「天皇」を守る為にあった』というご意見に思わず頷いたものでした。

もっともそれはそれで、「利用される象徴」としてだけの存在であるのはちょっと気の毒です。それこそ平然と毒殺すらされる(あるいは「お脳のご病気」で幽閉される)怖さも含めて。

雅子さんの追いつめられようもあまりにもお気の毒だし。バブル崩壊前のまだ自信があった日本で若い女性のある理想像を体現していたのが、リストラ時代になって自信を失った男社会にとってああいう感じの女性が目障りになると、ここぞとばかりに「ただのわがまま」的な風聞が飛び交い、そして父権性の走狗となることになんの疑問も良心の呵責も感じないらしい元・皇室追っかけ女の紀子さんが「皇室のプロデューサ」とかいって持ち上げられる…

挙げ句の果てに「公務とは受け身のものだと思います」だと〜。テメーなぁ、と思わずあの夫婦をどやしつけたくなった。

平成になってからの美智子さんバッシングもひどかったですしね…。あれが平成の天岩戸事件だと思っていたら、今やそのパート2状態です。でも帰国子女の星・雅子さんは必ずなにかやってくれるでしょう。

皇太子時代には新しい日本の理想の核家族像を自己演出されて来た現天皇夫妻。平成の世になってからは日本国の要職にある公人としてほとんど唯一、米国の対イラク戦争を道徳的な見地から批判した(むろん、直接言及は立場上できないけれど、そのギリギリの抽象表現ではっきりと)のもあの夫妻とご長男でしたし、美智子さんは誕生日の文書回答で「苦しんでいる人たちのそばにいることが私たちの勤め」と書いていたし、亡くなった喜久子さんだとかもがん研究基金だとかハンセン病患者支援だとかやっていたし、本来の天皇制の伝統にのっとってかつ新しい時代にふさわしい天皇制を構築しようと、彼らは日々誠実に努力しているように思えるのですよね。だからこそ人気があるのでしょうけれど、しかし一部の人々に対してを除けば、その努力は最近すさまじく空回りしているように見えます。雅子さんの件をきっかけに、同じような立場で苦しんでいる若い女性たちへの理解が少しは深まるかと思ったら、今や他ならぬ女性誌など女性向けメディアが「ただのわがまま」よばわりですからね…。

日本社会全体が非常に精神的に貧しくなっているような気がします。ある意味、あの人たちを君主・国民統合の象徴とするのにはおよそふさわしくない社会に成り下がりつつあるような…。

繰り返しますが、民主主義原理主義者として世襲の君主制には原則反対ですが、その枠の中で生きることを運命づけられてそこで誠実に努力している方々を貶める趣味は僕にはありません。あれはあれでとてもご立派だと思いますし、社会の役に立っているとも思います。

ところで昨日再放送のNスペでしかしいちばん印象的だったのは、高松宮宣仁親王が思わず「東条はもう殺すしかない」と側近の細川護貞氏に口走ったという逸話です。海軍軍令部にいて「大本営発表」の嘘を知り尽くしていた親王の危惧と、しかしオフィシャルな回路から(つまり内閣から)の情報しか立場上聞けないことに固執するしかなかった兄宮・裕仁の兄弟の葛藤は、そうとうにドラマチックですね。