31851 返信 遙かなるメリークリスマス URL 烏龍茶 2005/01/03 01:40
みなさん、新年あけましておめでとうございます。

年末、NHKの紅白歌合戦でさだまさしの歌った「遙かなるメリークリスマス」。聞きながら、いろいろなことを考えてしまいました。

♪独裁者が倒されたというのに 民衆が傷つけ合う平和とは一体何だろう♪

イラクの【独裁者フセイン】が倒されてから、どれだけの人々の血が流れたんでしょう。あの戦争は、そもそもなんのために始めたんでしょう。
大野防衛庁長官は、イラクの自衛隊を視察して「自衛隊の活動はサマワ市民から歓迎されている、道路や学校の修復、医療支援などの要望が数多い」と述べました。
でもオランダの国防大臣は、「イラク市民は、もはやわれわれの親友ではない。かつては協力的だったサマワ市民は、いまではテロなどの不穏な動きに情報を提供しなくなった」と述べています。歓迎されている、って本当なんでしょうか。
海外青年協力隊員のかたにかつて伺ったところによると、現地の人と仲良くしていれば、テロなどの情報は入ってくる物だ。たとえば「あんたあの道よく使ってるだろ?だけどこの一週間ほどは別の未知を使った方がいいよ」などのように。
自衛隊の人が、迫撃砲攻撃を事前に知っていた、なんていう報道はかつてなかったようですが、本当に歓迎されているんでしょうか。

大野氏はまた、「自衛隊にとりサマワの治安状況は極めて安定しており良好だった。宿営地の防護措置をはじめ、安全確保対策が高度に確保されている」とも述べています。
自分らが安全だといって、自衛隊はイラクに何しにいってるんでしょう。

♪人々はもう気づいている 裸の王様に大人達は本当の事が言えない♪

相変わらず、小泉首相はブッシュ氏に何も言えないようです。

♪子供達の瞳は大人の胸の底を 探りながらじわりじわりと壊れていく♪

教育現場での、日の丸君が代の押しつけ問題が思い出されました。
「歌わないと処分される」という現実に対して、大人(この場合は教員たち)がどう反応するか。それでも歌わなかった、上からの「指示」に従わなかった大人たちが、大量に処分されました。
「強制はよくない」と発言したPTA会長は、様々な圧力や恫喝によって結局会長を辞めざるを得なくなりました。
「力には逆らえない」「力のある物がルールを決める」そういう(私からすれば吐き気を催すような)【原則】が、こういう動きによって次代を担う子供たちにすり込まれていきます。こんな事が【教育】であるはずがない、と、我々大人は声を上げていくしかない、そう思います。
子供たちは、大人の背中を見て育ちます。

♪僕は君の子供を戦場へ送るために この贈り物を抱えているのだろうか♪

戦争を肯定することは、つまり自分の子供を戦場に送ることに賛成することであります。力では何一つ解決しないのは、イラク戦争でも遙か以前のベトナム戦争でもとっくに証明されているわけです。

戦争を声高に叫ぶ者こそ、我々の共通の 敵 ではないでしょうか。

最後に、このうたをさだまさしが紅白歌合戦で歌ったことに、「よかった」と思いました。
「バウネットジャパン関連番組改ざん問題」といい、私の中でのNHKへの信頼が揺らいでいた昨年でしたが、あの歌が紅白で流れたことで、少しだけ胸のつかえが下りたのでした。