31922 返信 Re:中国特需と対米自立 URL inti-sol 2005/01/07 00:22
帽子屋さん

そもそもこの議論は、
私が
「現在の日中関係を評して政冷経熱という言葉がありますが、政治は経済とは無関係には動かないものです。一部では何か中国が今にも尖閣諸島を武力で奪取するとか、そういう種類の話を振りまいている人がいますが、そう言うことになった場合、経済的に日本もそうですが中国も進退窮まってしまいます。中国にとって日本、日本にとって中国は最大の貿易相手国なのですから。」

と書いたことに対して
あなたが
「そんなことはありません。そもそも、中国の対欧米輸出を起点に、アジア諸国(含む日本)の中間財対中国輸出をまねきよせている「中国特需」の構造上、商品流動からみれば、中国の欧米依存、アジアの中国依存は歴然です。だからこそ、中国はアジアにFTA締結を打診し、日本がうろたえるはめになったのです。商品市場としても、膨大な投資先としても、日本およびアジアは中国に依存しているものの、中国はそこまでアジアに依存しているわけではない。そして中国の弱点は、その輸出主導型経済発展が、全面的にブッシュのアメリカに依存していることにあります。内需型への転換もすすんでいますが、一度沿海部に形成された経済構造は、そう簡単にあらためられることはありません。」

とレスを付けたところから始まっています。
貿易総額の15〜20%を占める、金額にして1500億ドル(16兆円程度)以上の取引をしている相手国との貿易が止まってもさほど困らない国なんてものが存在するのでしょうか?
問題の本質はそのことに尽きるのですが。


> こちらは、アジアや日本、中国の国民経済について、「従属と自立」という視角から分析をおこなうため、わざわざ「依存」を再定義して使用したのです。そもそも「依存」を使い始めたのも私です。あとからきておきながら、ことなる定義をつけた「依存」をぶつけられ、臆面なく繰り返されてもまったく困るのですが…。

「依存」という単語を使い始めたのはあなたの方ですが、この議論自体は私の投稿31845に対してあなたが31847のレスを付けたところから始まっています。

> あなたのいっていることは、たんにリカード的な分業の利益にすぎません。「国際分業の利益」自体、疑う余地なく正しいのです。だから自由貿易をおしすすめるべきですよ。しかし、その中であらわれてくる「従属と自立」という局面を分析するときに、相互依存などという言いぐさは、なんの分析になったのですか?だから何なんですか?

だから何か、との質問ですが、一番最初の31845に書いたとおりです。
要するに総額16兆円の日中貿易をフイにするリスクを冒して尖閣諸島に攻め込むなどということを中国政府はしない、できない、ということが私の主張です。得られる利益と失われる利益の勘定があわない。
それに対するあなたのお考えは?日本は日中貿易に依存しているが中国は依存していないので、中国軍がいつ尖閣諸島に攻めてきてもおかしくないのですか?
また、もし日本が中国に一方的に依存している関係だとしたら、それはそれで、やはり日本としては中国に対して挑発的な行動に出ることは避けなければならないということになるでしょうね。

要するに、あなたの個別の主張はそれぞれに正しいかもしれないけれど、私の最初の問題提起に対して、あなたのレスは的を外しているんですよ。
まあ、議論というのはそうやって話題が広がっていくものですから、的を外しちゃいかん、とは言いませんが、私はそういう議論をしようと思って最初の投稿をしたわけじゃありませんのでね、「だから何なんですか」といきり立たれても返すべき言葉がない。

> お願いですから、慣れないことはやらずに、地道に商品(財・サービス)流動だけにしぼってください。こちらは電波じゃなかったからわざわざレスつけたのです。

人にものを「お願い」する時は、相応の言葉遣いってものがあります。それに、私が何について議論すべきか、他人に指図されるいわれはありません。
それでは。