| 31994 | 返信 | Re:731部隊の虚構の証明 | URL | 水原文人 | 2005/01/10 02:56 | |
| ミサキ様、 今更僕が口出しするまでもなく、tpkn&inti-sol両氏に言い尽くされてしまってますが…。 >731部隊は、東京裁判では一つも言及がありません。 米軍が情報と引き換えに訴追しなかったのは定説。 > ここで、アメリカの妨害だと言われるならば、1946年のうちにソ連で裁判を始めればいいではないですか? > > なぜ、そうしなかったのですか。??? その1)ソ連の都合で裁判したくなかったんでしょう。その辺りは歴史的にまったく詳らかではありませんが、アメリカにとってだけでなくKGBにとっても有益な情報は持ってましたからねぇ。 その2)どっちにしろ、ソ連軍は七三一部隊の関係者の身柄を確保してたんでしょうか? >731部隊を裁いたハバロフスク裁判は、1949年12月25日に始まり、5日間で終了、ずいぶん短いですねぇ。 政治的なショーだったからです。 >だいたい丸ビルの14倍の広さの研究所??? 満州は日本とくらべたらすさまじく広い土地なんですけれど…。731部隊の研究所はハルビン郊外、というと近くに聞こえるかもしれませんが、市街から車で一時間ぐらいかかる場所ですよ。 だいたい丸ビルの敷地面積なんてたいしたことありませんが。そもそも細菌兵器とか毒ガスの開発には、安全性の面から言って広い土地であまり集中させないに決まってますけど。 > それに、731部隊は > 中国の国民政府(つまり、今の台湾)が行った > 南京軍事法廷でも触れられておりませんが。 蒋介石政府が把握してなかった、少なくとも訴追に足る証拠物件などの資料がなかったからに決まってますが。なにしろ旧満州はソ連軍と八路軍の支配下にありましたから。 > また、細菌は既にあるのであり、人を媒介して勝手に流行し増えていくのです。 > 細菌兵器が間にあわなかった、は、意味不明です。 兵器が開発されてから試験段階を経て実用段階に至るまでどれだけ時間がかかるかを無視してるミサキさんの方が意味不明です。 >そんな大量のワクチンの製造に731部隊が成功していたとはとても考えられません。 …と、あなた自身が言っているように、細菌兵器らしきものは開発できていても、自国軍のためのワクチンは開発してないんですから、実戦にはおよそ使えません。おしまい。 また石井731部隊の面々がさほど科学的・医学的な知識に精通したエリートではなかったことも、わりと有名だと思いますが。それほど効率のいい研究ではなかったようですよ。 > また、 > 占領するための土地に使うのならば、 > ワクチンの量産が間に合わなかった・・・というのも分かりますが。 意味不明。ワクチンがあったとしても、占領しそこの自国軍が滞留する土地に細菌兵器を使うバカはいません。いくら当時の日本軍全体がこのように↓ >特攻隊はご存じですね。日本には、生還率ゼロの作戦に多くの若者が、参加しました。 冷静さを失っていたとしても、限度というものがあると思いますよ。細菌兵器を無防備に使って自軍の兵士を殺すのは、特攻で「名誉の戦死」をやらせるよりも倫理的躊躇ははるかに大きいでしょう。 なお、コレ↓ >レイテ島は、フィリピン領であり、日本の占領下でありました。 > 日本は、ここをどうしても死守しなければならないと考え、 …と、コレ↓ > レイテ島もフィリピンの首都マニラも日本の再奪還は不可能で、 は完全に矛盾してますが…。それはともかく… > つまり、ワクチンを量産する必要はありませんよ。 その1)日本軍は捕虜の扱いに関してはジュネーヴ条約を組織的に無視してましたが(しかしこれはむしろ、自軍の兵が捕虜になることを嫌ったためでしょう)、細菌兵器の使用のような捕虜虐待以上に重大な国際法違反かつ非人道的な行為を、しかも(tpkn氏が指摘済みですが)「大東亜共栄圏」の理想を一応は(というか、理念としては一部の人は結構まじめに)信じていた日本軍がそのような兵器をアジアの民衆に使うわけがないでしょう。 その2)石井731部隊の職務自体が、軍の最高機密に属する内容でした。関東軍でもごく一部の上層部しか知りませんでしたし、満州国政府でも関東軍に近いごく一部の人々しか知らなかったことです。たとえば、皇帝自身は再教育の過程で731部隊に関する自己批判の書類にまでサインしてしまい、「お前は知ってたはずはない。自分に責任があることだけ反省するべきだ」と収容所長に逆に怒られたことが、当の収容所長の証言にあります(たまたま知ってる話)。 レイテ島でもマニラでも、その方面の日本軍では知らなかったんじゃないの? あとちなみに… >第一回目の特攻作戦を実行しました。 これは上官の指揮だとかがあったわけではなく、ただ個別の兵士が自分の意思で「爆弾三勇士」精神を実戦してしまっただけだと言われてますが…。 この第一回の偶発的な特攻に味をしめた(?)海軍が作戦として特攻を使うようになるのはもっと後の話ですが、それだって戦略的な理由よりは発狂した精神論の問題でしょう。今の感覚だけでなく当時でさえ社会全体が冷静で合理的あれば、あんなことはやりません。陸軍の精神論に対抗するところもあったのかも知れませんね。 たとえば高松宮日記には、陸軍を中心とする精神論の非合理ぶりに対する厳しい批判がさんざん書き連ねてあります。結局はテキが非合理で来るのなら自分達も「聖断という非合理な方法」に訴えるしかない、と亡き宮様はお書きになってますね(そりゃ弟から見れば、ただでさえ自分の兄貴なのに、そのうえ典型的な長男的頭の固さで国を破滅させそうになった兄宮なんだから、その「聖断」が「非合理」なのは、そりゃそう思うでしょう)。 >このような点から考えれば、 > 日本は細菌兵器を持っていなかった、と断言できます。 開発段階にあった軍事機密が使われなかったからと言って、「持ってなかった」の論拠にはならないのは上記の通りです。 > じゃあ、なぜ飛行機を使って散布しなかったんですか? > > 翼よ、あれがパリの日だ!って知りません。 「灯だ」なんですけど…(パリがいつから「日出る都」になったんだか) > 大西洋の横断だって旧式の複葉機で余裕ですな。 あのですねぇ…。もしかしてビリー・ワイルダー監督の名作映画も見てないのかも知れませんが、「スピリット・オブ・セントルイス」号は複葉機ではありませんよ。 それに航続距離は純粋に燃費と燃料搭載量の問題でして、ただ長い距離を飛ぶだけなら、他にもいろんな性能が必要な軍用機とは、かな〜り違った性能の問題になると思いますが。 > 特攻隊が出発する光景で女性達が日の丸振っているのを見たことがありませんか? > > 特攻隊は本土から爆弾を満載して飛び立っていきましたよ。 本土から飛び立ったのは、航続距離の問題からしても、特攻が本格的に作戦になったのが戦争末期であったことからしても、日本近海のせいぜい沖縄とかその辺りまでなんですけれど… 一回目の特攻は空母の搭載機です(ちなみにレイテ沖とミッドウェイで日本の機動部隊は壊滅的な打撃を受けます。つまり空母がなくなったから、せっかくの優秀な戦闘機ゼロ戦なども使い道がなくなった。航続距離と燃料搭載量の問題ですね)。 > が、細菌のように軽いものならば、潜水艦でも余裕で輸送できますな。 すでにintiさんに指摘されてますが、ぜんぜん軽くありません。細菌兵器の保管や輸送には、すさまじく手間がかかりますし、物理的にもかさばります。丸ビル14倍程度の敷地が必要になる由縁です(あれでもまだ狭いような;今はメインの建物と遺体焼却炉しか残ってないけど、あとはけっこうバラックみたいな施設が大半だったようだし)。 > さて、まだ、731部隊はあったと主張しますか? これでもまだ「なかった」と主張されますか? ********* なんてウヨ的電波ディテール議論はどうでもよく(僕もtpkn氏と同様、軍隊とか戦争についてはごく初歩的・常識的・せいぜいが中学生レベルの知識しかありませんし)、ミサキ様にはどちらかといえばこの辺りにお返事願いたいのですが、よろしくお願いします。 31969 Re:本当は素晴らしかった大東亜共栄圏 水原文人@パラノイア 2005/01/08 15:04 > 現在の韓国や台湾の豊かさが日本のおかげである事は確かですね。 それはどうなんでしょうね? なんらかの形でその遺産が残っているのは確かですが、「日本のおかげ」だけで過大評価するのは、控えめに見ても自意識過剰であり恩着せがましいと思いますよ。同じ旧植民地でも北朝鮮があそこまで貧しいことが説明できませんし。それを勘案するに、強いて言えば戦後いわゆるアメリカ陣営に入っていたことの方が直接的には大きいのではないでしょうか? (引用終了) さて、まだ、「日本の植民地支配」のおかげで「韓国と台湾は、かくも豊かなのです」と主張しますか? |
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