| 32019 | 返信 | Re:精神医学・医療と精神分析について | URL | 水原文人@パラノイア | 2005/01/10 23:48 | |
| カンペキに見落としてましたが… > >当時の状況をふり返れば、同性愛(者)の中に埋もれる形で強い精神的苦痛に苦しんでいた性同一性障害者たちの立場が「同性愛が精神的な障害、病理であると見なされているのは差別的偏見によるものであり、同性愛そのものが何らかの医療的ケアの対象になるような病気ではない」という論理への同調を余儀なくされることによって、封印されるような状況が生まれていたことも確かです。 こうなると単なる言いがかりのレベルですな(嘆息)。「同性愛」に対する医療的なケア(にはならないわけですが、アホは学者が一時それを主張した)と、性同一性障害への医療的なケアは、正反対なんですが。 なお同性愛者に対する精神医療的なケアとして、とくに精神分析が活躍するのは自分が同性愛者であるというアイデンティティを受け入れ、それに自信を持つことへのサポートであります。もちろん同性愛者であってそれをめぐる諸々のストレスが原因となって精神的な病理を発症してしまった人に対してです。臨床であるので要は効けばいいので、「同性愛は先天的である」という“科学的知見”(その実、およそ根拠の定かではない仮説のレベルが出て来ては否定されているレベルの話ですが)が役に立つことはありますけどね。 >ななさんは、「性同一性障害者たちの立場」をどこまで理解されているのでしょう? そうですね。たとえば女性の肉体を持って生まれた、自己認識としては同性愛の男性、という性同一性障害のケースもあるのですが。 |
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