32150 返信 Re:八木沢氏の品性と教養について URL tpkn 2005/01/16 00:04
三田さん、

>  NHKに送った私のメールを読んでください。

読みました。「涙」に弱い情緒的な方だなぁと思いました。

> 「弾圧」という表現は誰か使ったのですか?「政治的圧力」や「干渉」と「弾圧」は違います。

なるほど。勉強になります。

> NHKが政治的圧力に屈したことは問題ですが、圧力をかけた側を無視していいのでしょうか?NHKが安倍たちの意向にそむけば「弾圧」があるかもしれませんが、それまで安倍らへの批判を控える必要うはないと思います。

そもそも、「公平に作ってくれ」というような言葉であれば、それは「圧力」ではないです。もっと言えば、安倍や中川が「そんな番組は放送するな!」などと言ったとしても、それは政治的圧力とは言えません。それは、単なる意見でしょう。この件に関して、「同じ言葉でも権力側が言えば圧力になる」なんてことを言うひとがチラホラおりますけども、まったくおかしいと思います。

> > 八木沢さんの投稿にはどこにもそのような誤認は見あたりませんが…。
>
>  tpknさんの頭の悪さに「呆れ返ります」。八木沢氏の批判の核心はクマ氏の「血統主義」への批判なので、「そんな誤認はない」=「八木沢氏もクマ氏の能力主義を認めている」と言ってしまっては、八木沢氏はクマ氏の議論を追認しているだけになり、八木沢氏の批判は根底から消えてしまうんですが?

ええ、ですから「血統主義である」という批判は誤認でもなんでもないということなのですけども?
先の投稿でも申し上げましたように、「能力と関係なく世襲であるがゆえに権力の場に立つ」なんてことが日本では皇室以外に不可能である以上、そもそも選挙で選ばれた政治家を批判するときにその血統(二世であるとかないとか)を持ち出すことは血統主義の裏返しでしょう、ということだと思いますが。

>  八木沢氏はクマ氏が安倍氏の「本人自身をなんら評価していない」と述べていますよ?即ち生まれ育ちを批判する血統主義だと。しかし、クマ氏の批判は「政治家としての資質のない者が世襲で議員になる」ことへの批判なので、血統主義とは正反対なので、それは八木沢氏の「誤認」だといっているのです。

先にも述べたように、それは正確には世襲ではなく、議員は選挙で選ばれているわけです。そこに「世襲」「二世」を持ち出すのは血統主義であり、いらぬ誹謗、人格攻撃でしょう。そういうことをせずに「政治家としての資質」のみを論じればよい、と八木沢さんは言っているわけですね。


ついでにinti-solさんの投稿で気になったところがあったので横レス。

> 基本的に安倍とNHK幹部の間でどういうやりとりがあったのかが問題であって、安倍が呼びつけたのか、NHKが押し掛けたのか、などということは本質的な問題ではないでしょう。
> だいたい、「予算説明のため」の面会で、何で個別の番組について説明したりされたりしなければならないのか。NHKの予算決算を承認する権限を持つ国会の、与党・最大政党の議員で官房副長官という人物が、まさしく「予算説明」の中で個別の番組について「要望」をいう、これが圧力でなくていったい何なのか。

昨日の「報道ステーション」で、古館一郎が「長年テレビ業界にいるが、NHKが事前にそんな説明に行っているなんてことは全然知らなかった」と言っていました。NHKの予算承認のシステムがどういうふうになっているのかいまいち不明ですが、そもそも事前に面会していること自体が問題なのでは? こういう形で勝手に安倍のところに出向いていって勝手に放送前の番組について説明などしているのであれば、安倍の圧力云々以前の問題でしょう。「これこれこういう番組をやります」と言われてその内容が自分の政治的信念に反するものであれば、そりゃその場で意見や感想のひとつぐらい言って当たり前です。要するに、NHKの上層部自体が「政治」と化しているのであって、安倍が介入とか自民党がどうのこうのとか、そういう次元よりもはるかに問題が大きいのではないかと。何度も言うようですが、事前であれなんであれ、番組の内容を知った者がそれに対して感想や見解を述べるのは何の問題もないのです。番組の内容を「説明した」ことが、この問題においては最も責められるべきですね。

> 本物の裁判は、判決に強制力が伴います。刑事裁判で有罪なら被告に刑罰が科されるし、民事裁判で敗訴すれば賠償支払いなどの義務が生じます。従って、被告側に弁護人が付かなければそれは人権上の大問題となりますが、女性国際戦犯法廷はあくまでも民間団体(国際的な広がりがあるとはいえ)による模擬的な裁判であって、判決によって被告人に刑罰を科したり賠償責任を負わせたりするものではありません。もちろん、どんな強大な権力をもってしても、墓の下の昭和天皇に刑罰を科したり賠償義務を負わせることは、物理的に不可能であることは言うまでもありませんが。従って、弁護人がいないから問題だ、などということはあり得ません。

やはり弁護人がいなければ「模擬裁判」の体をなさないのではないかと思います。弁護人は被告の利益を最大限に守るためのものであり、それは裁判の公平を保つための基本的要素ですから、弁護人なしではそもそも「裁判」にはなりえないわけですね(独裁国家では違いますが)。したがって、なぜこの番組で弁護人役を立てなかったのか理解不能です。それこそ秦郁彦にでもやらせればよかったのに…。