32160 返信 Re:安倍・中川・NHK問題 URL tpkn 2005/01/16 04:50
▼三田さん、

> > そもそも、「公平に作ってくれ」というような言葉であれば、それは「圧力」ではないです。
>
>  それはtpknさんが言うのであれば圧力にはなりませんよ。圧力になるか否かは、その要求に応じなかった時に不利益を与えることができるか否かによるからです。

はい、ですからシステム上の大問題ではないかと述べております。「不利益を与えることができるか否か」という観点からは、現在のようなシステムであれば、事前であれ事後であれ、ほとんど変わりがないからです。たとえば事後に「ああいう番組は困る」という意見を出したとしても、それは次の年の予算に関わる意見として処理せざるをえないでしょう。事前検閲による圧力という問題とはまったく別次元となってしまうのですね。言うまでもありませんが、総理大臣であっても、マスコミの報道に意見を言うことは当然認められるべきです。

>  これはあまりに頭の悪い意見ではないでしょうか?私がtpknさんに「罰金を払え」というのと、警察官が言うのは違います。「死刑!」とマンガの主人公が言うのと、法廷で裁判官が言うのは違います。要求に応じなければ不利益を与えられる状況を安倍氏たちが利用して意見を言っているから「圧力」なのでしょ?「単なる意見」とは言えないと思いますが?

頭が悪いのは三田さんでしょう。この問題を罰金でたとえるのは全くの間違いです。簡単にいえば、警官がいくら「罰金を払え」と言ったとしても、裁判による有罪判決がなければ払う必要はないわけです。「死刑」についても同様です。これは警官だとか裁判官だとかの相手の立場や地位によって決まることではなく、司法手続きによって決まることなのですね。というか、普通に考えればわかるのですが、有罪判決の出たものに関して警官が「罰金を払え」と命じることは、「圧力」でもなんでもなく、当然の職務の遂行にすぎないではないですか。これも八木沢さんが最初の投稿で指摘済みなのですが…。

> > ええ、ですから「血統主義である」という批判は誤認でもなんでもないということなのですけども?
>
>  これは当のクマさんが認めてしまったので、私はひきます(笑

クマさんが認めるか否かという問題とは無関係に、単にあなたの読解が間違っていただけであります。

>  多選批判や議員定年制など、投票数以外の基準で議員資格を制限する試みは多くあると思いますが?「権益の固定」が問題なのでしょう。その流れでは、世襲禁止は最も根拠のある強い主張なのでは?

どんな根拠があるのかさっぱりわからないのですが。親が議員だったことを理由に議員になれないとしたら、基本的人権の著しい侵害でしょう。したがって、多選批判や議員定年制などと世襲禁止とは、機会均等の観点から見ればまったく異質です。たとえば共産国家の「ブルジョア成分」なんて考え方に近いのではないでしょうか。まさに血統主義の裏返しですね。

▼inti-solさん

> 言いたくなるのは人としては当たり前ですが、政治家であれば、言いたいことを何でも口に出してよいわけではありません。何の権限もない無名の一市民ではないのですから。

いえ、構わないと思います。逆に、そういう風潮が蔓延すると、裏工作がますます跋扈するようになるでしょう。

> を読む限り、安倍は事前にこの番組の「問題点」を知って情報を仕入れているのですから、安倍の側から切り出した可能性のほうが高いと思います。効いてもいないのにNHKが勝手に説明をはじめたものなら、安倍はそのように書くだろうと思いますし。

これはどちらからであっても、本質的には関係ないのではないかと思います。まず、制作物のディテールは普通は秘密にしておくものですから、それをペラペラしゃべったのだとしたらしゃべったほうが悪い。それから、ディテール以外の基本的な情報、たとえば「今度こんな番組を作るのだ」というような情報に関しては、幹部でなくても現場の制作者や制作協力者が当然周りに話しているでしょう。宣伝にもなるわけですし。すなわち、事前にその番組がどういう番組かという程度の情報は、流れて当たり前なのです。VTRを見せたり等すればそれはあからさまに事前検閲に協力したことになりますが、今回のはそういうものではなさそうです。

> これについては、女性国際戦犯法廷ではなく、イラク国際戦犯民衆法廷のQ&Aが回答しています。
>
> http://www.icti-e.com/introduce.html

読みましたが、これってさっぱり意味がわかりませんでした。話題がズレるので詳細は書きませんけども。

> > それこそ秦郁彦にでもやらせればよかったのに…。
>
> 依頼しても、引き受ける可能性が100%ない。

え? だってインタビューには応じているわけですから、頼むだけ頼めばよかったんじゃないでしょうか。むしろ、「頼む可能性が100%なかった」というのが実情ではないかと思いますけどね。

> > つまりですね。「圧力」なのであれば、「共犯」たりえないということです。
>
> そうでしょうか。純然たる刑事事件でも、主犯格に脅されて犯罪に手を貸した(共犯者になった)という例はいくらでもあると思います。

犯罪ではないので、例示が不適切です。その場合は、主犯格と共犯者は、被害者に対して同じ立場に立っていますが、今回は違います。

> そうです。もうひとつ言えば、取材に全面的に協力したVAWW-NETに対する背信行為です。民間団体ですから、自分たちを批判するような内容の番組のために協力するような義務は、そもそもないのですから。

これもおかしい。そういうケツの穴の小さいことでいいのでしょうか(笑)。

> この場合、外部からの圧力と内部の意向は表裏一体だと思われます。

そこがいちばんの問題なわけです。圧力にすらなっていないものを圧力にしているのは、NHK本体だということです。

> はっきりとは分かりませんが、番組というのは、プロデューサーが勝手に作るようなものではないのではありませんか?企画書を作り、稟議で上司の裁可を得て(会長までは上がらないでしょうし、上層部は見もしないでハンコつくだけかもしれませんが)番組になるのだと思いますが違うのでしょうか。そうだとすれば、詳細はともかく、だいたいの企画や狙い、どういう団体の取材協力を受けるか、程度のことは、幹部連中の一角あたりまでの承認は得ているのではないかと思われますが。

はい、私も詳しくは知りませんが、たぶんその通りではないかと思います。ただ、今回の長井さん(でしたっけ?)の記者会見でオヤっと思ったのは、「幹部が事前に放送内容を見るなんてことは通常あり得ない」と言っていたことでした。なぜそうなのかわかりませんが、放送の責任者は「幹部」なのですから、これは普通の感覚からすれば違和感がありますね。たとえば誤報などをやった場合、当然幹部の責任が問われるでしょうし、サヨクだってその場合は上層部の責任をチビシク追及するはずです。「あれは下の者が勝手にやったことでして…」なんて言い訳は通用しないのですね。今回の「改竄」で、「だいたいの企画や狙い、どういう団体の取材協力を受けるか、程度のこと」が大きく歪められたのでしょうか? 天皇に有罪判決を出しているのですから、大筋では意図に沿った番組だったのではないですか?