32240 返信 Re:731部隊なかった事の証明 K‐K様へ URL inti-sol 2005/01/18 23:06
ミサキさん
私も、あなたがもっているのと同じ本を持っています。(他にもいろいろあるが)
しかし、ご指摘のページを読んで、私はどうもあなたと同じような印象は持たないのです。↓

> 私としては
> 講談社現代新書 731部隊 生物兵器犯罪の真実
> 65ページから67ページにおける「細菌兵器の時代背景」
> および、68ページから71ページの実験医師失格


> 当時の日本に、
> ワクチンに耐性のある細菌に変えようとか。
> あるいは、
> 細菌の潜伏期間を変えようとか。
> よーするに、現在の我々のイメージする細菌兵器は、夢物語であるといえる。

そんなことは当たり前であって(しかし、夢物語と言うよりは悪夢の物語だと思いますが)、「現在の我々のイメージ」で1940年代の細菌兵器を語ったって仕方がないのです。現代の我々の戦闘機のイメージ、例えばF15とかスホーイ27は、1940年代の零戦などから見れば「夢物語」のようなものです。では零戦は戦闘機ではないのでしょうか?

> ましてや、医師としては無能だった石井軍医が、そのような細菌兵器を開発できたはずはないであろう。

石井四郎が個人の研究で細菌兵器を開発した、などと主張している人は、どこにもいません。あなたが引用した本にも書いてあるはずです。「研究組織者誕生」(P71)と。彼は、意志としては無能だったけれど、有能な医師を集めて組織を作ることには才能があった。

> よーするに、既にある細菌そのものを持っていたと言うべきである。

だから、それを細菌兵器と言うのです。敵を殺傷する目的で使用するのが兵器です。そして、731部隊は敵を殺傷する目的で細菌の大量培養を行い、実際に規模は小さいですが戦闘に使用しています。

> 今の我々のいう細菌兵器は不可能といえる。

第1次大戦の時の戦闘機など、今の我々の基準で言えば軽飛行機のようなものですが、じゃああれは戦闘機じゃないのでしょうか。

> そのままの細菌であっても、バラまけば、細菌兵器と呼ぶのも妥当であるかもしれない。

はい、そして実際にばらまいているのです。その具体的な作戦行動も、あなたの読んだ本に書いてあるはずですね。P135からP147までです。

> いずれにせよ、731部隊は細菌は持っていた。が、これは防疫部隊である以上当然の事である。

あたりまえのことですか?そんなことはありません。病院や保健所も、防疫機関の側面を持ちますが、病原菌を大量に培養したりしていますか?
例えば731部隊は大量のペスト菌を培養していましたが、そんな菌を大量に培養している防疫機関が、いったい世界のどこにありますか。炭疽菌もそうです。