32664 返信 Re:無防備地区宣言運動の動き に質問 URL ヤブ 2005/02/02 12:11
私にも質問させてください。

戦時の話ではなく現実の平時の話です。

1.不発弾の処理は誰が行うのか?

現在でも、B29などから投下された爆弾が工事現場などで発見されることがあります。
しかも、機能は生きていて爆発する危険性のあるものもあります。

これらボロボロになった60年前の不発弾の処理は、現在は自衛隊だけの任務であり、警察の爆発物処理班などにはその任務はありません。
しかし、無防備宣言をした地区には自衛隊は入れません。

無防備宣言地区では誰がどうやって不発弾を処理するのでしょうか?

2、地区の住民に自衛隊に頼らないことをどうやって強制するのか?

無防備宣言地区の性質から、住民には大災害が発生したときでも自衛隊の出動を期待しない、自衛隊による救助・救援活動を拒否することが求められるのではないでしょうか。

無防備宣言地区で大規模な災害が発生したときに、
「普段の何もない時には、自衛隊はうちの地区に入って来たり、何かをしたりしないでくださいと言うけれど、今こういうときにホントに来るなというバカがいるか!」
などと多数の住民が言い出すのであれば、そもそも無防備宣言は成立しません。

そこを無理やり成立させようとするならば、住民やほかの市町村から働きにきている人がどれだけ自衛隊の出動を希望しても、市長や議会は徹底して無視なり握り潰すなりしないといけません。

地区外のことになりますが、住民が隣の自衛隊が来ている市町村に行って、治療を受けたり救援物資をもらったりするのも、宣言の精神に反するでしょう。これでは「うちが無防備宣言をしていられるのは、隣が自衛隊を受け入れてくれるからだ。」ということになってしまいます。

どうやって住民に、宣言の趣旨を強制するのでしょうか?

たとえば兵庫県西宮市は土井たか子の地元でもあり、多少なりともいわゆる「平和主義」の意識は強そうですが、では、阪神・淡路大震災のような災害がもう一度きた場合に、自衛隊による救助・救援・遺体処理などの活動を拒否する意識をどうやって住民に持たせるのでしょうか?

3、自衛隊の装備がなくなることで感知できなくなる戦争行為が増えるのではないか?

少し前は、テポドンの領空通過、最近でも、中国の潜水艦が日本の領海を侵犯しましたが、領空・領海内を通過したかどうかは自衛隊の装備があったから判明したものです。
いくら事前に情報をもらったといっても、護衛艦の観測がなければテポドンの速度を計測して、人工衛星になれない速度であることからミサイルと断定することはできなかったし、潜水艦を探知する装備がなければ、軍艦による領海侵犯という中国の日本に対する戦争行為を、感知することはできなかったわけです。

いくら無防備宣言地区に対する攻撃は犯罪だから警察の捜査で対応するといっても、そもそも侵入という犯罪行為を感知できなくなるのだから、戦争行為を仕掛けられなくなるのではなく、仕掛けられたことがわからなくなるだけではないのでしょうか?

高性能のレーダーやソナーだけなら攻撃装置ではないから置いてもいいのでしょうか?