32716 返信 キララ殿へ Re:正假名遣ひ、正字體を輕視し、莫迦にするキララ殿へ URL 春日輝仁 2005/02/04 23:52
キララ 殿

> 「莫迦にする」については再考をお願いすると同時に撤回を要求します。
> 私が言いたかったのは、”歴史的仮名遣い”が死んでいる言葉だということではありま
> せん。使う人、使われる場所、使われる物…によって、生きも死にもする、という事で
> す。
 どのやうに見ても莫迦にしてゐるとしか、言ひようが有りません。何度も申しますが、
正假名遣ひは、國語に潛在的に存在する原則を意識的に再構築したものですから、如何な
る時、人、場合、場所に於ても「生きて」ゐるのです。

> 英語も変化した言葉が多々あると聞きますが、そのこととは関係ないのでしょうか?
 國語の破壞を企てるコクゴ審議會が發表し、使用を強制した「現代仮名遣い」程、大々
的な變化は無いと思ひます。勿論、發音は變つてゐます。

> あと、その英語とは、イギリス語ですか?アメリカ語ですか?オーストラリア語です
> か?詳しく教えていただければ幸いです。
 「英」とは何処の國の事を示すのでせうか。「英」は英吉利(イギリス)の略ですよね。

> なんというか…読めないから何なのか、なんですよね。
 事の重大さがお解りでないやうですね。

> 原文を読むと、確かに歴史の重みというか、その当時の雰囲気も同時に味わえて、なか
> なか趣き深いのはわかります。
 正直申しますと、ゴルフ場に行つて「自然を滿喫した」と言ふのと、同程度です。

> しかし、歴史的仮名遣いと現代仮名遣い、どちらで表記しても内容は同じではないです
> か?現代仮名遣いにすると、内容が変わってしまうのですか?
 大和歌を全て「現代仮名遣い」に直したら、如何なるか分つてゐますか。歌の氛圍氣が
變つてしまひますね。 

> 日本書紀及び古事記で使用されている言語と、夏目漱石が使用した言語とはまた違って
> いると思いますが、その辺はいかがでしょうか?
 古語辭典で調べれば良いのです。

> 一番わからないのがこれです。
言ふの活用
現代仮名遣いの場合…言わない・言おう、言います、言う時、言う、言えば、言え
何故か「ワ行五段活用」。ワ行なら、「を、ゐ、ゑ」を使ふべきなのに。
正假名遣ひの場合 …言はず・言はう、言ひける、言ふ時、言ふ、言へども、言へ
これは当然の事ながら「ハ行四段活用」。

斷然、正假名遣ひの方が文法的に正しいですね。

> そこで質問なのですが、春日様が歴史的仮名遣いを使うことに、何かメリットがあるの
> でしょうか?
 Meritも何も、日本人として正しい假名遣ひを用ゐるのが當然だと思ひます。

> 春日様の場合(というか私の場合?)、歴史的仮名遣いをまず現代仮名遣いに訳して考
> えなくてはならないので、二度手間になり、益々内容が相手に伝わりにくくなってい
> る、ということがおきてしまっていないでしょうか?
 それは、政府による國語簡略化政策の所爲です。

> あくまで推測の域を出ませんが、もし起きているのだとすると、春日様にとっても、春
> 日様の文章を読んでいる方にとっても損ではないですか?
 それでも私は使ひます。

> そうなると、せっかく歴史の重みのある言葉も、生殺しにしてしまいかねないと思うの
> ですが、いかがでしょうか?
 既に政府が行つた國語破壞が「歴史の重みのある言葉」を「生殺し」にしてゐます。