32854 | 返信 | Re:なぜ朝鮮政府は小日本政府に対して「拉致」を認めたのか?Re:朝鮮政府の「自白」は真実か? Re:『検証・拉致疑惑』(鹿砦社)Re:ノンポリさん Re:マンガ「めぐみ」 | URL | inti-sol | 2005/02/12 11:04 | |
> 私の度重なる指摘にかかわらず、貴殿は「北朝鮮」という不快な差別表現を止めないので、私はこれから日本のことを「小日本」と呼ぶことにします。「北朝鮮」がOKなら「小日本」も問題ないはずですから。 まあ止めはしませんから、好きにやって下さい。 しかし、それならば掲示板でクダを巻くよりも、日本の主要新聞から社民党・共産党の機関紙に至るまですべて「北朝鮮」という表記を行っているのですから、まずそちらに対して批判・抗議でも行われた方が良いのではないか、と思います。 > 「自白は虚偽である可能性があるので、客観的証拠と一致しなければならない」ということを説明するためであって、刑事裁判そのものについて議論しているわけではないですよ。 証言というのは、客観的証拠の一つです。(警察の取調の下で導き出される自白あるいは供述とは違います) > 韓国政府ですら大韓航空機失踪事件の再調査を開始したことをご存知ですか? もちろん知っていますが、これについてはまだ再調査の結果が明らかになっていませんから何ともコメントしようがありません。 > 朝鮮政府と小日本政府は「利害が対立」するとは限りません。むろん大局的・長期的には利害が対立するにしても、それはあらゆる問題について対立するということを意味しません。たとえば、在日朝鮮人の帰国運動に対しては、日本政府は「厄介払い」という動機から協力し、韓国政府や民団の反対を無視したではありませんか。 それはもちろんそのとおりです。例えば小泉首相の父親小泉純也元防衛庁長官なども、帰国運動に積極的に旗を振った一人です。 ただし、この場合は利害が(偶然)一致する必然性がない。 > 「拉致を認めれば国交正常化し、経済援助してやる」と言われたら、朝鮮政府がやってもいない拉致を認め、偽者の「拉致被害者」を用意することくらいは十分に考えられます。 というのが、あなたの考える「利害の一致」の条件のようですが、まず北朝鮮は日本との国交正常化を積極的に求めているかどうかには疑問があります。小泉首相は、日朝国交正常化に積極的です。小泉首相の、他のあらゆる政治姿勢には反対ですが、この点に関してはわたしは小泉首相を支持します。 しかし、国交正常化交渉は、主に北朝鮮側から度々中断されています。つまり、北朝鮮は日本との国交正常化に、それほど積極的ではないということが推測できます。ということは、国交正常化(と、その延長線上の経済援助)のために北朝鮮がうそをついてまで拉致を認める必然性は少ない。 > 人間の記憶を過大評価しすぎです。あなたは今、あなたの配偶者の似顔絵を正確に描けますか?(あなたが写真家あるいは画家のように、観察能力が特段優れた人ではないという前提でたずねています。) 描けません。 > まして、20年以上も離れていた家族が本物であるかどうか見抜けるでしょうか? 見抜けるでしょう。似顔絵を描くことより、そちらの方が簡単でしょう。わたしと同居人は5年前に初めて出会いました。しかし、彼女はわたしの小学生の時の遠足などの集合写真(25年以上前のもの)を見て、どれがわたしかを正確に言い当てることができます。断っておきますが、わたしの相棒は特段観察力が優れているわけではありませんし、わたしは人並み外れて特異な容貌であるわけでもありません。も > また、人間というのは機械ではなく、感情に支配される動物です。20年以上も待ち続けた家族と再開できた!という感情は、あらゆる疑問を押し殺してしまったとしても不思議ではありません。 再開の瞬間においては、そうかもしれません。しかし、時が経てば、一時の感情は薄れます。そのとき、あらゆる疑問を押し殺すことなどできなくなります。 再会は20年ぶりでも、その前20年以上も家族として生活を共有してきたのです。子どもの頃あそこに行った、こんなことがあった、あんな喧嘩をした・・・・・・家族の中で、必ずそういう会話が出てきます。短期間のことであればごまかすこともできるかもしれませんが、彼等の帰国以来既に2年以上、そういう会話にまったく対応できなかったとしたら、どれほど鈍感な人間でも、「こいつは偽物だ」と気付くでしょう。 |
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