| 33235 | 返信 | 植民地主義は理想主義 | URL | 小林 哲夫 | 2005/02/26 21:44 | |
| 工藤猛さん こんにちは 工藤猛さんの満州論を読んでいて、植民地主義について伝えたいことが出来ました。 日本人は植民地主義と言う言葉に、犯罪、略奪、泥棒のようなイメージを持っているようだと気がつきました。 しかしこのように悪い面だけしか見れないようでは歴史を正確に認識することが出来ないと思います。 植民地主義と言うのは「伝道」「布教」と同じく、理想を実現しようとした活動でした。 未開の地に文明をもたらそうという善意の活動家が沢山居たことを忘れてはいけないと思います。 インドに派遣されるイギリス人管理者は、オックスブリッジの最優秀卒業生でした。 本人も派遣されることを誇りに思い、インドで理想を実現しようと勇んで出かけたものです。 植民地を自立させるのがイギリス人の殖民の最終目的でした。 だから自立出来ると見極めた時に独立を認めたものです。 このような関係だから、今でもインド人はイギリス人を好意的に見ています。 またイギリス植民地の時代がもしなかったら、現在のインドは無かったに違いない、というインド史の見方は、常識となっています。 私はこのような善意の押し付けは、侵略の別面に過ぎないと思いますので、歴史認識としては、決して肯定出来ることではないと思います。 しかし我々が若い頃に夢中になった「世界革命」の理想も同じようなものではないかと思えます。 革命の輸出などと言うことをかつて真面目に、善意で、信じていたことを私は今は恥ずかしく思っています。 自分の理想を他国で実現しようと言う発想は、「侵略思想」に他ならないと思います。 植民地主義と革命主義の両方を一度に否定しなければ本物ではないと思います。 しかし両方ともに人間の善意から出たものであることを、少しは覚えておいて欲しいと思います。 |
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