| 33391 | 返信 | 国際法とは? | URL | 小林 哲夫 | 2005/03/04 20:52 | |
| 五番街さん 丁寧な反論を有難うございます。 そろそろすれ違いが生じてきた気がします。 そこで国際法についての理解についてのすれ違いを探って見ます。 五番街さんはソ連の日ソ中立条約違反について >『国際社会ではこの違反を犯罪とするという認識は存在せず・・』 という考えを述べていますが、五番街さんは国際法をパワーポリティックスの限界内で理解しようとしていると見ました。 この見方で考えますと、例えば朝鮮併合は国際社会の承認を得ているから違法性は無い、という結論だけになります。 満州帝国についても、リットン勧告では建国に違法性を指摘していますが、戦争犯罪とまでは言っているわけではない、ということで満州事変は免罪されることとなります。 とすると平和に対する罪は日中戦争からがその対象となりますが、一体どの行為が侵略となるのかはっきりしていません。 五番街さんは日中戦争について >『中国侵略の計画の策定、実行および継続が行われた』 と考えているようですが、日中戦争には計画は存在しませんでした。 現地軍の独走によってずるずるとのめり込んだ、だらしのない戦争であったところがこの戦争の問題点だという認識はないのでしょうか? 日中戦争については、東京サイドは政府、軍部ともに最後まで不拡大方針でした。 このような計画性の無い戦争の責任をどこに求めるか?というのが、日中戦争の複雑なところなのです。 戦争目的も無かったものですから、文字通り事変というべきなのかも知れません。 ずるずるとのめり込んだ沢山の戦闘が拡大したのですから、このどれが侵略の始まりか、誰が責任者かを特定するとは大変困難なのです。 五番街さんの想像するような計画も決断も無かったとしたら、誰に責任があると考えるのでしょうか? このような疑問に東京裁判が回答を与えているとは私には思えませんが如何でしょうか? つまり五番街さんのような意味での国際法のレベルで判断できることでは無い、と思われます。 |
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