| 33455 | 返信 | 歴史認識としての侵略(1)香港 | URL | 小林 哲夫 | 2005/03/07 11:47 | |
| 五番街さん こんにちは 現行国際法は余りにも不完全だから、これだけを基準に国際関係を論じていては、善悪の判断を誤ることになる、ということは「がってん!」していただけたでしょうか? ですので国際法的には合法だが、「悪いことは悪い!」といわなければならない事実があるという検討が不可欠だと思われます。 その大きなものとして「植民地主義」があります。 日本にとっての朝鮮の問題です。 朝鮮の併合は、軍事力の脅迫下に結ばれた条約だったとはいえ、国際的に承認されたものですから、国際法的には合法でした。 だからと言って、「悪く無かった!」とは言えないというのが私の認識です。 さてこの問題を考える演習問題として、香港のことを考えてみてください。 右翼の人がこのようにいうのを良く聞きます。 英国は今回の香港返還に際して、中国に一寸でも謝罪したか?という反問です。 つまり植民地にしていたからと言って、謝罪する国なんかいないのが常識だ。 何で日本だけが、朝鮮に謝罪しなければならないのだ!といいたいようです。 この論理は右翼と左翼のごっちゃ混ぜのおかしな論理です。 ここで両者の矛盾点を明らかにして見たいと思います。 上の論理は、香港植民地は悪いことだった(左翼)、しかし悪いことでも謝らないのが国際常識だ(右翼)という変な混合物です。 それでは一体香港のどこが悪かったのでしょうか? 香港はアヘン戦争の講和条約によって、英国が租借したものです。 当時の香港は小さな漁村があっただけで、人口殆どゼロの土地でした。 英国はここを貿易の拠点としたために、急激に人口は増加し、現在6百万人の先進国並みの地域に発展しました。 香港が発展したのは正に英国のお陰です。そしてその香港住民に対して、英国が何か搾取をしたとか、憎まれることをしたということは聞いたことがありません。 英国は香港住民に何を謝るべきだ、と前記の日本人は考えているのでしょうか? 即ち植民地行政に問題があったのではなく、租借の原因を作った160年前のアヘン戦争が無法なものだったということにあります。 つまりアヘン戦争は無法であった、その無法によって租借した香港の権利の基礎は無法である、という歴史認識を英国人が持てるようになることが重要なのだと思いませんか? 英国の教科書などを見ると、現在の英国人にこの認識が無いので、今後英国人を啓蒙する努力は必要だと思いますが、謝罪は必要無いのではないでしょうか? 同時に英国のおかげで香港は発展出来たと言う事実も歴史認識に入れても良いのではないでしょうか? 梶村太一郎さん こんにちは 我々の議論を傍観していただいて有難うございます。 今後とも傍観をよろしくお願いいたします。 でも今のところ五番街さんが劣勢にありますので、出来たらあちらの応援をお願いしたいのですが・・・・。 サークさん はじめまして 日ソ不可侵条約については貴重な知識を教えていただきまして有難うございました。 おかげで私もすっきりしました。 今後とも議論に参加して、色々教えて下さい。 でもこの次は、もう少し上品な言葉使いでお願いできると私も嬉しいのですが・・・・。 |
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