| 33457 | 返信 | Re:法の公平さ | URL | 五番街 | 2005/03/07 12:50 | |
| > それでは気持ちの良い議論を続けましょう。 そうしたいものだと考えています。 > さて今日は不戦条約違反という犯罪に対する、量刑の問題に付いてお聞きします。 > > 五番街さんは条約違反 即 死刑と短絡的に考えているようですが、これはとんでもない早とちりです。 > 五番街さんが懸命に主張しているのは、条約違反までで、それで自己満足して終わっているのですが、その条約違反が死刑に値するか?という検討がされていません。 あのですね、私はこれまでに不戦条約違反に限らず、東京裁判などでの量刑については全く言及したことはありません。また、実際、その適否についても考えたことはありません(将来的には、それを考察し、私なりの判断を得る可能性は、もちろんありますが。) たとえば、東京裁判での南京事件の責任を問われた松井被告は、不作為の罪によって死刑に処せられています。この不作為とは、南京事件を防止するための適切な方法を講じなかったことを意味しており、つまり、この事件を防止するという重要な責任を果たさなかったということで有罪かつ死刑にされています。松井被告が責任を果たさなかったという理由で、有罪の判決を下すことは支持しますが、果たして、死刑という処罰が適切なものであったかどうかは、現時点では分かりません。・・・・これが私の考えです。 にも関わらず、小林さんは、私が有罪になった者を死刑にすべきと述べているかのように断定して論を進めていますが、これは私の見解のデッチあげです。これまでにも、小林さんに対して、このような他人の意見のデッチ上げや曲解、ねつ造などが批判されていますが、このような行為は「気持ちよく」議論を行うためには阻害要因になりますので、お止め下さい。 > それではトルーマン大統領とスターリンとブッシュ大統領は、絞首刑にすべきなのですか? > そんな野蛮で杜撰な国際法理論を主張するのは、もうヒットラー並みの暴君です。 私は、決してそんなことは主張していませんが?それとも、小林さんは、私ではなく、こう主張している他の者を批判しているのでしょうか。ともかく、私とは関係がない批判です。 > 五番街さんは法の公平についてどういう感覚を持っているのでしょうか? > > 同じ戦争で犯された国際法違反で一方は処刑され、一方は訴追もされない、ということで公平な裁判だったと言えるでしょうか? > > こんな不公平な法律を適用した東京裁判は無効とするのが、法の公平の感覚からみて、自然ではないでしょうか? この点に関しては以前に書きましたように、当時の国際法のシステムにはこうした不公平さがあったにも関わらず、各国で受け入れられていたし、仮に日本が勝利した場合には、同様な裁判を行った可能性がありますが、それも受け入れられたと思います。 また、以前に梶村さんへの投稿で書いたことがありますが、国際法は未整備な法であるために、事後法の肯定などの通常の国内法からすれば否定されなければならない特徴があります。 たとえば、江戸時代の裁判システムは今日では否定されるべきものですが、当時としては、そのシステムが社会に受け入れられ、尊重されていたという事実を打ち消すことはできないのです。同様に、当時の未整備な国際法およびそれにもとづく裁判を国際社会が受け入れ、各国が承認していたのですから、決して不公平とは言えません。 むろん、だからといって、たしかに、誰にとっても勝利国の戦争犯罪が見過ごされることは大きな問題であり、この問題の解決に向けてすこしづつではあるが前に進んでいるのが実情でしょう。 たとえば、ベトナム戦争で、ソンミ村の虐殺を起こした(たしか)カリー中尉は軍法会議にかけられて処罰されましたが、この事件などは、第二次大戦では全く問題にされなかったかも知れないのです。そしてイラク戦争では、捕虜虐待が報道されて、虐待を行ったアメリカ兵が処罰されていますが、これなども、以前には不問に付せられていた可能性があります。 さらに、国際刑事裁判所の設立や、事後法の否定など、従来の国際法の欠陥を解決するための動きもあり、国際法も未整備な段階から国内法にように整備された法体系に近づく努力がなされています。 このような説明は、小林さんには難し過ぎるのかも知れませんね。 |
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