33477 返信 憲法改正国民投票法案 URL inti-sol 2005/03/09 00:45
毎日新聞本日夕刊によると、
自民党憲法調査会会長の保岡興治元法相は7日夜、東京都内で開かれたメディア関係者主催の会合で講演し、憲法改正の手続きを定める国民投票法案をめぐり「マスコミ規制について(メディア関係者と)話し合いたい」と述べ、メディア側と同法案の内容について協議する意向を示した。

とのことです。国民投票法案のメディア規制とはいったい何か、恥ずかしながら、私は今になってはじめて、そのひどい中身を知りました。すなわち

国民投票に関する新聞、雑誌報道について▽投票の予想結果の公表の禁止▽虚偽を記載し、事実をゆがめるなど公正を害する報道の禁止▽メディア関係者らがその地位を利用して投票結果に影響を及ぼす目的で報道することの禁止

なんなのでしょう、これは。「虚偽を記載し、事実をゆがめる」などというのは、受け取る側の主観次第でどうとでもなってしまいます。例えば、「憲法改正は軍国主義の道である」と書いた場合、少なくとも憲法改正を進める側(政府与党)の主観では「軍国主義の道」ではないと思っているらしいので、彼等の主観では「虚偽を記載し、事実をゆがめる」報道である、ということにされてしまうかもしれません。
更に、「メディア関係者らがその地位を利用して投票結果に影響を及ぼす目的で報道することの禁止」というのは、いったいどういうことでしょう。これでは、「我が新聞は憲法改正に反対します」と紙面で宣言したら「地位を利用して投票結果に影響を及ぼす目的」ということになるのではないでしょうか。
要するに、これはマスメディアは憲法改正国民投票に対して、何も意見を表明してはならないと言っているのに等しく、まさに言論弾圧そのものです。このような言論弾圧によって強行しようとする「国民投票」とは、いったい何なのでしょう。