33527 返信 法律の限界 URL 小林 哲夫 2005/03/11 11:19
五番街さん 梶村太一郎さん  こんにちは
法律ということが解る方お二人に絞りました。

世の中の悪いこと(罪)には、法律で罰せれる種類と罰せられない種類があります。

前者を犯罪というとすれば、後者は「法的ではない罪」と表現するのが適当です。

法的に追求できない罪を普通「道徳的罪」と言う人もいますが、これは正確ではありません。
法体系として不完全な国際法の世界ではなお更不正確です。

「広島原爆」のことを考えて見て下さい。
これは我々の考え方では明らかに「犯罪」です。世界の人々に聞いてみて、「犯罪だ!」と賛成する人はそれほど多くないと思いますが、西洋のインテリの間ではかなり賛成を得ることができる考えだと思います。

さてこの原爆投下という犯罪を「道徳的罪」と表現して正しいでしょうか?

私はこれは「法的な意味で犯罪」だけれど、「事実上法手続きによって罰することが出来ない犯罪」だと思います。
イラク侵略も同じカテゴリーだと考えます。

国際司法裁判所など国際法の進歩も着実に見られますから、そちらの努力を無視してはいけないと思いますが、「侵略戦争」を不法として、その責任者を処罰することまで進むことは当面無いと考えた方が良いと考えます。

また罪と罰という考え方で、戦争が防止できるとは考えられないという現実にも当面しています。

このような国際法の現状と国際法の限界を考えると、制度を整えるよりは考え方をしっかりしておいた方が、戦争防止に役立つと思うのです。
原爆違法、イラク侵略違法、という世界の世論を作り出すという、努力です。

国際裁判所を作り、国際法を作るという努力と同時に、「何が犯罪か?」という概念を作り上げることが必要だと思います。


五番街さんが私を誤解しているのは、{東京裁判が無効だ!}という私の主張を、私が「犯罪ではない!」と主張していると取り違えている点です。

五番街さんの頭の中には、現行法では犯罪と出来ないが、観念的には犯罪といえる、と部分が存在しないという問題があります。

そのようなオールオアナッシングの考え方では、現代社会に対応できないのです。

世界で起きている戦争や戦いは全てこのような構造だと思いませんか?

法的には犯罪ではないけれど、悪いことをやっていることには違いない、という部分が沢山あります。

悪いことを悪いと認めることから始めるべきであって、法律で罰せられないから悪いことではない、というような短絡的な考えを早く抜け出してください。

五番街さんは「東京裁判が無効だという主張は、日本は無罪だという思想と同じだ」と思って、私を軽蔑しているのでしょう。

これでは右翼の思想と同じだと気がつきませんか?

右翼の論理は正にこのことです。
東京裁判の無効を、直ちに日本の無罪に繋げて、忘れてしまおうという考えです。

五番街さんの思想はこれと論理が同じです。
出発点が東京裁判有効という点で違うだけです。
もし無効と証明されたら五番街さんは直ちに、日本無罪論にはしる危うさがあります。

法律に頼りすぎる発想だからです。
現代社会は法律だけでは動いていないということの認識をお願いしたいものです。

日本人が今しなければならないのは、東京裁判が有効か、無効かに関わらず「侵略」であったということを認めることなのです。

東京裁判の無効性を証明すれば、直ちに「日本無罪」となるような発想を卒業することです。

そういう世論を作るための最初の最大の障害が、五番街さんなのです。

日本の平和の最大の障害は五番街さんだという自覚を持ってください。


上海さん  こんにちは

盧武鉉大統領に対する上海さん自身の対応はどういう内容ですか?

何を謝罪したらよいのか、上海さん自身の答えを書いてください。
よもや逃げ回らないでしょうね?