33642 返信 Re:竹島へ自衛隊を派兵せよ URL にゃにゃにゃにゃにゃ 2005/03/18 01:01
>  「竹島の日」が成立した事により、韓國は国民も政府も一丸となつて、hystericに我が國
> を攻撃してゐるが、竹島の我が國への編入は合法的であつた。これに就いては議論の餘地が
> ない。このやうな事を言ふと「然しあの時韓國は何も言へる状態でなかつた」等と反論する
> 都會人・韓人が居るが、合法的である事には何ら變りない。
>  我が國は極めて中朝韓に弱い。正しい事も過去の事を氣にして言へずにゐる。この儘弱腰
> だと、いつしか我が國その物が無くなりて仕舞ふ事にもなりかねない。
>  そこで、竹島に自衛隊を派兵し、我が國は強いと言ふ事を示すと共に、勝手に他人様の領
> 土に立入るとどう云ふ事になるかと云ふのも示すべきである。

 誰もレスしないみたいだ。念のために、他の多くの左派系掲示板でも、多くの左翼やリベラルのネットワーカーは「竹島=独島」問題について、死の沈黙を守っている。メーリングリストでも、新聞報道の紹介のみにとどめたりするだけ。
 やっぱり、領土問題となると、多くの左翼やリベラルは口が重くなるのかなあって思う。そんななかで、かつては問答有用板の常連の一人であった「半月城」さんが、竹島=独島が「日本の固有領土」であるという日本政府のキャンペーンを批判する文を、amlで紹介している。この文はもともと「半月城」さんが、Yahoo!掲示板「竹島」に書いたものを転載したもの。
 すでに、この「半月城」さんの文は、田中荘掲示板でも、たぶん数字君によって紹介されているが、問答有用板でも紹介したい。

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  ******** さん、RE:6705
> 日本は国際法廷に提訴している以上、竹島は紛争地域扱いとなり、いくら実効支
配しようが絶対に、韓国領にはならないが?

 「日本は国際法廷に提訴している」というのは、事実誤認ではないでしょうか?
  意外に思われるかもしれませんが、過去 50年間、日本政府は国際司法裁判所に
竹島=独島問題を提訴しようとして動いたことは一度もありませんでした。
  ちなみに裁判に関して、外務省のホームページは下記のように書いています。

 <1954年(昭和29年)9月、我が国は本件問題につき国際司法裁判所に提訴するこ
とを提案したが、韓国側は右提案を拒否。なお、日韓両国間では国交正常化の際に
「紛
争の解決に関する交換公文」を締結。>

  このように、国際司法裁判に関する話は 50年以上も昔の話です。当時、日本政
府は国際司法裁判所で勝てるかもしれないと本気で思いこんでいたようです。それと
いうのも、韓国政府側に反論に必要な日本の史料がほとんどなかったので弱かったの
と、竹島=独島をめぐる多くの真実がまだ公になっていない段階だったので、日本政
府はよほど自信があったようです。
  しかし、もし現段階で国際司法裁判で審議されるとなると、一番困るのは日本の
外務省ではないでしょうか。それは外務省の情報隠しが満天下にさらされるためで
す。
  たとえば、明治政府が竹島=独島を朝鮮との関係で放棄した事実です(注1)。あ
るいは「松島(竹島=独島)渡海免許」が存在しないという事実です(注2)。これら
は、国立国会図書館の塚本孝氏のように、竹島=独島を日本領と考える日本の学者す
ら認めている事実です(注3)。

  また、外務省が日本領の有力な根拠としてきた『隠州視聴合紀』は、実は逆に不
利な材料になってしまい(注4)、「固有領土」の主張が根底から危うくなりまし
た。それに追い打ちをかけるように、1905年の領土編入でも日本政府は竹島=独島を
「無主地」と断定して「領土編入」したのであり、決して「固有領土」とは考えては
いなかったことも明らかになりました(注5)。
  さらに元禄期の「竹島一件」の時、江戸幕府は松島(竹島=独島)の存在すら知
らなかった事実も今では明らかになっています(注6)。

  このように、今では外務省のいう「固有領土」の根拠はすべて崩れさりました。
こうした経緯からして、どうみても裁判で日本に勝ち目は薄いとみられます。そのた
めか、最近の竹島=独島が関係する日韓交渉、たとえば海洋法条約関連などで国際司
法裁判所の件はおくびにも話題になりませんでした。
  今や、情報隠しやウソまみれの外務省にとって、裁判は最も避けたい解決手段で
はないでしょうか。もし、外務省に自信があるのなら、北方領土問題のようにしっか
りした冊子ないしは資料集をつくっているはずと思われますが、現状はごく簡単な
ホームページのみでお茶をにごしているようです。
  将来、もし外務省の本格的な資料集が出たら、そこで明治政府の竹島=独島放棄
をどう記述するのか、その時を私は楽しみにしています。

(注1)半月城通信<明治時代における松島、竹島放棄>
http://www.han.org/a/half-moon/hm095.html#No.6982
(注2)半月城通信<「松島(竹島=独島)渡海免許」>
http://www.han.org/a/half-moon/hm106.html#No.778
(注3)半月城通信<「竹島日本領派」の松島(竹島=独島)放棄への対応>
http://www.han.org/a/half-moon/hm093.html#No.672
(注4)半月城通信<下條正男氏への批判、『隠州視聴合紀』>
http://www.han.org/a/half-moon/hm105.html#No.768
(注5)半月城通信<竹島=独島の領土編入>
http://www.han.org/a/half-moon/hm095.html#No.6985
(注6)半月城通信<竹島=独島と鳥取藩池田家文書>
http://www.han.org/a/half-moon/hm092.html#No.667
(注7)朝日新聞2005.3.10<「竹島の日」条例案、島根県議会委員会で可決>
http://www.asahi.com/politics/update/0310/006.html

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