33828 | 返信 | あらゆる危険から身を守る「民間防衛」スイス政府編 | URL | 工藤猛 | 2005/03/23 12:39 | |
「民間防衛」 編著 スイス政府 訳者 原書房編集部 発行所 株原書房 (1995.3 ) 12、13ページから引用する(一部途中省略しています。) われわれは危険な状態にあるのだろうか この本は、わが国が将来脅威を受けるものと仮定して書かれた ものである。 われわれが永久に平和を保障されるものとしたら、軍事的防衛や 民間防衛の必要があるだろうか。すべての人々は平和を望んでいる。 にもかかわらず、戦争に備える義務から解放されていると感じている 人は、だれもいない。歴史がわれわれにそれを教えているからである。 スイスは、侵略を行なうなどという夢想を決して持ってはいない。 しかし、生き抜くことを望んでいる。スイスは、どの隣国の権利も 尊重する。しかし、隣国によって踏みにじられることは断じて 浴しない。 親たちがわれわれのことを心配してくれたように、子供たちの ことを考えよう。 自由と独立は、我々の財産の中で最も尊いものである。 −自由と独立は、断じて、与えられるものではない。 自由と独立は、絶えず守らねばならない権利であり、ことばや 抗議だけでは決して守り得ないものである。手に武器を持って 要求して、初めて得られるものである。 ************* 非常に簡明で分かりやすい「自由と独立」維持への声明文です。 最後の防波堤は支配されないという国民それぞれの意思です。 そのよき意思に具体的な手立ての応援をしてあげましょう。 無抵抗からは悪しきものどもへの支配服従「賛歌」が出てくるだけです。 そりゃ、中国に支配されたいとかアメリカに支配されたいとか、 昔にはソビエトに支配されたいという人もいたでしょうが。 「自由と独立」は武器を携えても守り抜きましょう。 外国軍隊による占領は二度とゴメンです。 自国の「自由と独立」は他国に守ってもらうのではなくて 自国民が率先して守らないと。それが国際常識というものです。 自国の努力で足りないところは他国や国際組織に補ってもらいましょう。 基本は自国民の覚悟と準備です。何の準備もなく「自由と独立」を失ってから 嘆いては国際社会から馬鹿にされるだけでしょう。 事前の準備はできます。します。不十分ながらしています。 |
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