34128 | 返信 | 「引き蘢り史観教科書」のみなさんへ」 | URL | 梶村太一郎 | 2005/04/08 04:48 | |
みなさん、 予想されたと言うよりも、予定通りに改竄教科書でのアジア諸国とのぎく しゃくが始まっていますが、ここ10年の日本社会の「引き蘢り状態」は ついに来るところまで来ましたね。 これは日本社会特有の「引き蘢り」現象が歴史認識までに至っていることの現れで はないのかと思われます。つくる会の教科書は「引き蘢り史観教科書」であると 私は命名する事にしました。 一歩、外に出ればどこでも通用しない阿呆なことを政府大臣以下が臆面も無く しゃべって、隣人から呆れ返られるのは、「引き蘢り症状」の現れです。 日本は、極右に乗っ取られた自民党の政権で完全な病人としてしか世界から 相手にされなくなることは明白です。もうすでにアジア諸国から「うんざり」されていることが自覚できないのは情けない事です。 国連安保理常任理事国入りなどは引き蘢りの妄想である事が近いうちに判るでしょう。 ここ数日の教科書問題についての中国の人民日報の評論を挙げておきます。 近隣諸国は日本政府を「アホじゃないか」と考えていることがお判りになる人が 少しでも多ければと希望しますが、あまり期待しません。 長いのでご関心のあるかたは下記のアドレスから全文を読んで下さい。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 軍国主義との境を明確にすることが重要(評論) ------------------------------------------------------------------------ アジア近隣諸国の反対の声の中、日本の文部科学省は史実を深刻に歪曲した「新しい歴史教科書」をなんと検定で合格させた。人々はこのことで、日本の 小泉首相やその他の日本の政界要人が毎年同様に被害国人民の感情を顧みず、A級戦犯をまつっている靖国神社の参拝を続けていることを連想する。さらに注 目すべきことは、最近の日本が米日軍事同盟を強化して共通の戦略目標を広げると同時に、論争のある海域と島で隣国を刺激するさまざまな行動を取っている ことだ。 http://j.people.com.cn/2005/04/07/jp20050407_49066.html 日本の右翼教科書は反面教材(評論) ------------------------------------------------------------------------ 日本で4年に1度行われる教科書検定が4月5日に終わった。右翼勢力の支持を受けている「新しい歴史教科書をつくる会」(略称・つくる会)が編纂し て史実を歪曲した「新しい歴史教科書」も検定を申請して合格した。もしこの右翼教科書に何か価値があると言えるならば、それは反面教材にすることができ る点だ。 この反面教材が作られた動機は、いわゆる「自虐史観」批判である。「つくる会」メンバーは「戦後ずっと続いた自虐史観の風潮の中で、人々は東京裁判 (極東国際軍事裁判)の判決を盲信し、当時の戦争の原因と責任はすべて日本にあると考えている」などと公然と発言している。日本国内である程度あえて史 実を記述した教科書に対して、彼らははばかることなく「自虐史観だ」「反日教育だ」と非難する。彼らのいわゆる「正しい歴史」編纂の方針は、日本人が 「誇りを持てる」ために「多くの資料から自らに不利なものを削り、自らに有利なものを探す」というものだ。 http://j.people.com.cn/2005/04/06/jp20050406_49039.html 日本の歴史わい曲教科書をめぐり北京で座談会 ------------------------------------------------------------------------ 中国社会科学院、北京大学、中国人民大学、首都師範大学、中国人民抗日戦争記念館、中国共産党中央党史研究室、中国史学会などからの歴史学者が6 日、北京で座談会を開き、日本の文部科学省が5日、扶桑社の「新しい歴史教科書」(新しい歴史教科書をつくる会編)を検定で合格させたことに抗議した。 中国の歴史学者は、扶桑社の「新しい歴史教科書」が他の7種の歴史教科書と異なり、日本政府がかつて提起した、教科書検定において国際理解の角度か ら近隣諸国に考慮して近現代史の史実を処理するという原則(近隣諸国条項)に違反していると考えている。これは日本政府が引き受けるべき国際的義務を放 棄したことを意味する。 中国社会科学院近代史研究所の歩兵研究員は「扶桑社の『新しい歴史教科書』は戦前の日本の教科書の観点を受け継ぎ、日本をアジアの解放者として描いてい る。戦前の日本の教科書は日本を戦争へ歩ませた一つの重要な要素だ。中国社会科学院近代史研究所はここ数年、日本や韓国の学者と連携して、国際学術界共 通の歴史認識で、近現代史の副読本を編纂した。日本語版の出版を準備しており、日本の読者に歴史の真相を提供していく」と語った。 http://j.people.com.cn/2005/04/07/jp20050407_49068.html |
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