34142 | 返信 | Re:西村議員。 | URL | 八木沢 | 2005/04/08 23:54 | |
inti-sol氏 >おお、これは失礼。八木沢氏の尊敬する西村センセは、ちゃんと竹島について取り上げていましたか。この点についてはお詫びして訂正しなければなりませんね。八木沢氏の偶像を侮辱して済まなかったですねえ。ただし、依然として明らかなのは、尖閣諸島と比べると取り上げる頻度は明らかに少ない、ということ。尖閣諸島は、中国が狙っているとはいえ、現状は日本が実効支配している。竹島は、八木沢氏によると「踏みにじられている」そうですが(それも51年間にわたって)、そうであれば竹島の方が尖閣諸島の何倍も声を大にして叫び続けなければならないはずですが、実際にはそうはなっていません。 西村議員が国会で政府高官(副大臣)に対して竹島問題を質していたソースを示したはずだが、そのことに全く触れていないのはなぜなのか。石原・石井問題のときも、同じことをあなたはやった。「八木沢氏の偶像を侮辱して済まなかったですねえ」と、到底反省していると思えない態度も見苦しい。「依然として明らかなのは、尖閣諸島と比べると取り上げる頻度は明らかに少ない」とのことだが、公式ウェブサイトでも発言している、著書でも発言している、国会でも質問しているという状況をどういう解釈すれば「尖閣諸島と比べると取り上げる頻度は明らかに少ない」などと断言できるのか。竹島は何回、尖閣は何回、とそれぞれ数えて比較したならともかく(そんな比較に意味はないにせよ)、実際に著書の一冊にすらあたったわけでもないのにこういう発言をできることが、とても不思議だ。ホームページを基準にしている、と大口を叩くのはいいが、件の国会でのやりとりも西村議員のサイトのコンテンツにちゃんと含まれている。以前のGaou氏の「朝鮮」表記問題における検索ミスといい、あなたのその方法には致命的欠陥があると言わざるを得ない。「反日的」などという扇動的な言葉を使ったという前提で私を批判しておいて、使っていないという指摘を受けるや「おお、これも失礼しました。お詫びして訂正させていただきます」の一行で片づける神経も私などの理解の範疇には到底ない。一体どういうメカニズムでこういうミスが発生するか、一度自らちゃんと洗い直したほうがいいのではないか。自分のミスで他人を貶めておいて、幼稚な開き直りを何回も繰り返す。自分が自信満々に発言したことがのちに明白な証拠によって覆されたら、私ならその時点で発言するのをやめる。歪んだプライドは捨てて、撤退の勇気を持つべきだ。でなければ、お互いに時間の無駄である。 >何を持って左翼だが「国粋的」なる不可解な評価が出てきたのか、ますます疑問。そもそも左翼だと国旗や政府の正当性に疑問を呈するのが当然である、と言わんばかりの認識には大いに疑問の余地があります。 「左翼かつ国粋的」というのは国際的にほぼ定まったハンギョレ新聞の評価であり、そんな基本的なことについてあなたにいまさらレクチャーするつもりはない。御自分で調べればいい。お得意の即席検索術でたちどころに分かるであろう。「不思議でも何でもない」とは書いたが、「当然だ」とまでは書いていない。他人の表現を改竄する癖を一体いつになったらあなたは改めるのか。 >要するに、私は産経新聞が極右に見える政治的立場に立脚しており、あなたは保守に見える政治的立場に立脚している、というそれだけの話です。しかし、たかが産経新聞程度の保守傾向って、産経新聞を評価しているふりをして実は貶める言い方ですね。 私は産経新聞を特に「評価」などしていない。あなたの上記発言は一体何を前提にしたものなのか、明確な回答を望む。私がもっともよく引用するのは朝日新聞であり、仮に私がジャーナリスト志望なら毎日新聞への入社を目指しただろう。毎日新聞は主要紙の中で最も自由で、最も志が高く、いい意味でいい加減なところが魅力的だ。創価学会の影響力が心配だがあと10年もすれば消えてなくなる連中であり、一時的に利用するならやむをえない。 >事実は、gaouさんは必要に応じて朝鮮と北朝鮮のどちらの表記も使っており、「朝鮮民主主義人民共和国は北朝鮮ではなく朝鮮と呼ぶべきだという奇妙な論理」なるものとはまったく何の関係もなく、ただ単にたまたま最新の文章では「朝鮮」という表記を使っていた、というだけに過ぎないのですが。 「朝鮮民主主義人民共和国は北朝鮮ではなく朝鮮と呼ぶべきだという奇妙な論理」を展開しているのは、本多勝一であり、Gaou氏ではない。Gaou氏はそれをただ紹介しただけである。Gaou氏がそういう理由で「朝鮮」表記をしたのかどうかは知らないし、「理由はともかく」と私は書いたはずである。最初に勘違いして勝手に逆上したあなたが悪い。あなたはこの「奇妙な論理」の存在をGaou氏のサイトによって知ったらしいが、もともとは「貧困なる精神」に記述されている。それすら知らないのに、このような大事な問題に口を挟むのは迷惑だ。「gaouさんは必要に応じて朝鮮と北朝鮮のどちらの表記も使っている」という事実は存在しない。 >八木沢氏は、故石井議員と石原が頻繁に会合していた、フジモリ元ペルー大統領などとともに二人で写った写真がある、などという薄弱な根拠しか提示せず。 はっきり言えるのは、「故石井議員と石原知事が頻繁に会合をしていた」という事実を事前に知っていれば、inti-sol氏は私に「故石井議員が石原グループの一員である根拠を挙げよ」などとは絶対に言わなかったであろうということだ。何を勘違いしたのか、石井議員を石原知事とは相容れない政治姿勢の人物であると思い込んでいたinti-sol氏は私の指摘に驚いて噛み付いてきたわけだが、それゆえ、どれだけ明白な根拠を提示したところでinti-sol氏は納得するわけないのである。頻繁に会合を重ね、国会の場で石原知事の政策について援護射撃の質問をしていればそれだけで一般的にはグループであり、そもそもクラスにだって職場にだってグループはあるわけで、それを、 >石原グループの一員だ、というなら、では、その「グループ」の中での石井氏の位置と役割は?具体的にそのグループの目標は?(「都知事」石原の応援団だったのか、石原新党→国政復帰の同志なのかなど)、政策やビジョンの上でどんな一致点があって、何を主張しようとしたのか?互いにどんな協力関係があったのか?特に金銭的な協力関係はあったのかなかったのかそのあたりの説明が何もなく、単に「会合を重ねました。一緒に写真に写りました」だけで、何の意味があるのでしょうか とまで追求してみせるのは、必死過ぎて哀れですらある。この件を報じた週刊誌の記事は石原知事の国政復帰に向けた新党結成が近いという内容であったが、これは単に週刊誌らしい煽り記事でしかないだろう。ただ、それ以前の問題として石井氏と石原知事が家族ぐるみの付き合いだったのはそもそも周知のことであり、衆院本会議場で石井氏の追悼演説を担当した石原伸晃が号泣しながらそれをおこなったその背景、夫人と娘さんが「地盤を石原知事に継いでもらいたい。決意を促して欲しい」とわざわざ伸晃行革相の大臣室に頼みにいったことなどは、その都度全部報道されているのである。先の数々の根拠に加え、こういう事態が生まれる間柄なのを前提になされた私の発言「石原グループの一員であった石井議員」について、石井議員が橋本内閣の下で徳田虎雄とともに自由連合所属議員として自民党と与党会派を結成していたことすら知らなかったほど無知なinti-sol氏が噛み付いたわけで、最初から勝負にはならない。結局、音を上げたinti-sol氏のほうから打ち切りの申し出があったのである。にもかかわらず、あたかもするべき回答を私がしていないかのように振り返るinti-sol氏の厚顔ぶりには、ただただ呆れるばかりである。 >言うまでもないことですが、すべての著書のなかで竹島にまったく触れていない、とは言っていません。あくまでもホームページを基準にしています。西村のホームページのアクセス数は、今現在約255万、それに対して、彼の著書の売れ行き方はどうか?石原はまだしもベストセラー小説家だが、西村の著書の販売部数は、ホームページのアクセス数の1/10すらあるかどうかも疑わしい。また、氏が度々寄稿している「諸君」「正論」の発行部数は8〜9万冊に過ぎません。(しかも、ほとんどの雑誌の実売部数は公称発行部数よりはるかに少ないことは周知の事実)そして、ホームページには著書に書いてあることのすべてを掲載しているわけではない。そこには何らかの取捨選択がある。もちろん、「竹島は大事ですか?」と聞けば、「大事だ、韓国はけしからん」などと彼らは言うに決まっているでしょう。しかし、ホームページに何を掲載するか、その取捨選択のなかで、明らかに竹島よりそれ以外の項目を優先した、ということは、「たいしたことではない」という表現がきつければ、「トップレベルの優先順位ではない」と言い換えてもいいですが、そういうことを意味しているのでしょう。 意味がさっぱり分からない。そもそも「ウェブサイトのアクセス数255万」と「雑誌の発行部数8万」なら影響力は前者の方が大きいとは必ずしも言えないわけで、前提からしておかしい。しかも、「彼の著書の売れ行きは〜」から「〜そういうことを意味しているのでしょう」までがすべてinti-sol氏の憶測であり、「事実」と呼べるものは一つもない。大丈夫だろうか。 >「商品の発送をもって、当選者の発表に変えます」という場合、(代えます、の方が適切のような気もするが)全く別のことをやることによって、本来やるべきことをやらないという意味ではなく、発送という手段によって発表行うということではないかな。(中略) 「もし他にも侵略された例が思いつくようでしたら、今の内に言っといてください。」という問いに対して、「質問に対しては、原爆を落されたのは四方を海に囲まれた国だったという事実を指摘することで回答に変えたい。」と回答しているのは、原爆も侵略の例である、と回答しているのと同義です。あるいは少なくとも、他者がそのように解釈するのは当然のことです。 「他者が」といっても、ここではそれはあなたのみを指している。一般論みたいに言わないでもらいたい。念のために言っておくが、私は原爆投下は侵略行為の一つだと考えている。それを小林氏とのやりとりの中では言っていない、というだけである。それゆえ、上記私の発言の中にその思いが込められてしまったかもしれない。したがって、「他者がそのように解釈する」可能性はもちろんあるだろう。「可能性」は、科学的に明確に否定される根拠がない限りどんなものにも宿る。 >原爆が侵略でないとすれば、「海が防壁になってるから日本は侵略されない」という主張が、原爆投下によって覆されるはずがないことは、論理的に言って明白だと思われます。 「思われ」ない。泥棒と強姦魔は全く別のものであるが、前者に壊された鍵は後者にも壊される危険性がある。泥棒は窃盗犯だが強姦はそうではないなどということは、鍵が壊れやすいか否かとは関係がない。原爆が侵略でないにしても、その本質は「それが侵略であるか」どうかではなく、飛行機で来る限り「海」だからといって防壁にならないという当たり前の事実を指摘したことにある。 >なお、一応国際法上は、原爆による攻撃も「侵略行為」の一形態となりうる余地はあります。ただし、武力の最初の使用つまり先制攻撃が侵略行為の条件となるため、広島・長崎に関しては侵略行為にはなりません。(太平洋戦争は日本の先制攻撃で始まっているから) 国際法の解釈云々するのであれば、そもそも核攻撃自体が国際法違反なのだが、それを意識してかせずしてかの珍説である。「原爆は空爆の一種だから」というわけのわからん理由で、私の「原爆」表記を無断で「空爆」に改竄した理由がここで明らかになった。原爆投下が日本への侵略行為になる「可能性」を排除するためには、人命と都市壊滅が目的である核攻撃が、基本的には建造物のピンポイント破壊が目的である「空爆」の一種であるということにしておかねばならないということであろう。 |
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