| 34184 | 返信 | Re:「中国贔屓の中国知らず」(3) | URL | 武蔵の一住民 | 2005/04/11 00:57 | |
| 細かいところでの返信は別の機会に譲るとして… > 私が言いたいのは、中華文明の素晴らしさが理解できる日本人が育って欲しいということです。 明治以降の日本における中国文化の地位低下は、現実の中国の不振が要因 なので、具体的に中国文化の素晴らしさを説いても、日本人にとって現実の 中国が魅力的なものでなければ、日本における中国文化の復権はなかなか 難しいでしょう。 もちろん、その内実はさておくとして、現代中国の経済発展に惹かれる 日本人は少なからずいるでしょうし、そこから過去の中国文化へ敬意を 抱く場合もあるでしょうが、現代の経済発展とは、それ以前の経済力の 低さという認識を伴うものなので、過去の中国文化への憧憬には結び つきにくいと言えます。 また、1970年代半ばまでは、抑圧のない理想社会に邁進するという 魅力的な中国像が少なからぬ日本人の心をとらえましたが、これも、 解放・新中国という言葉が示すように、過去の中国を封建的として 否定的に見る傾向が強く、やはり過去の中国文化への憧憬には結び つきにくかったと言えます。 もちろん、現実の中国に魅力を感じない人が中国文化を高く評価 していないのかというと、必ずしもそうではなく、とくに中華人民 共和国の成立以降は、現代中国が伝統文化を破壊しているとして、 現実の中国には批判的で中国文化を高く評価する人もいたわけですが。 著名人で実例をあげると、吉川幸次郎氏ですね。 ただ、現代中国に批判的な人は、過去の中国文化もできるだけ否定的に みようとしたり、無関心だったりする人のほうが多そうで、著名人で 実例をあげると、西尾幹二氏ですね。 この場合、近代化至上主義、日本史上主義、欧米への劣等感の代償とし ての中国蔑視願望などの要因があり、それがいきすぎると、大学教授 でも以下のような本を書いてしまうことにもなります。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/REKISI/katumi.html とまあ、小林様の投稿を読んで、思いつくままに述べてみました… |
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