| 34190 | 返信 | 中国反日デモ | URL | 小林 哲夫 | 2005/04/11 08:52 | |
| Tpknさん 突然の横レス失礼します。 盧武鉉大統領演説に関する梶村太一郎さん達との議論を、概ねtpknさんに同感の気持ちで読んでいましたが、今回の中国の反日デモを見て、tpknさんが見落としていることがあるのではないか?と思い立ちました。 tpknさんの、「やられた側の言い分を無条件に是とすることはできない。」という主張は真っ当な考えですし、私も盧武鉉大統領の言い分には、相当おかしなところがあると思っていました。 「あちらにはあちらの事情があるのでしょう」と小泉首相と同じ感想を持っていました。 あちら(盧武鉉大統領)があんなことを言うのは、しょうがないとしても、日本人の方でそれを無批判に賛成するのは非常識だとも思いました。 日本人左翼のこのような非常識が、右翼の憤激を買うという構造があり、日本の右傾化を避けるためには、tpknさんのような批判も有効だと思っていました。 つまりtpknさんの主張は常識的には正しいと思うのですが、今回の中国反日デモを見て、問題は常識を超えた次元に入っていると感じました。 現在日本の右翼や保守派が言っていることの多くが日本の世論になっています。 つまり過去の戦争については、講和条約も終わり、謝罪もしており、決められた賠償も支払って、国際常識ですべきことは殆ど終わっています。(一部個人補償は別) なによりも60年も経過した昔の話ではないか? 我々は誰も直接の当事者ではないし、戦後60年間、戦争を充分反省して、平和原則の外交を行なってきている。 靖国問題という日本固有の宗教感情にいちゃもんをつけるなどというのは、非常識だ、というのが日本の世論です。 そしてこの世論を私は常識的に妥当だと思います。 何よりも今回の中国の反日デモは、デモが非常識なだけでなく、中国政府の態度も非常識だと私は思います。 このような中国に対して、日本の世論も一段と反中感情を高めると予想できます。 さてここで当事者意識を離れて、客観的にこの現象を見て見ますと、この対立感情は今後益々エスカレートするに違いありません。 今燃え上がっている反日感情をただ「非常識だ!」と反感で、対応しているだけで済むことでは無いと思います。 私はこの反日感情を、両国が国民国家に成長するための一段階だと解釈しています。 日本は明治維新のときに国民国家に脱皮するために、両国を侵略しました。 今回は両国が国民国家に脱皮するために、民族意識が燃え上がり、排外的ナショナリスムにのめりこんだものと解釈できます。 明治時代の日本の侵略は相手方に何の落ち度も無かったのですが、今回の反日には過去の日本の侵略という背景があることを、自覚しなければならないと思います。 つまり過去の侵略があろうが無かろうが、両国のナショナリズムは隣国である日本が自ずとターゲットになるという宿命にあります。 その排外ナショナリスムに日本の過去の侵略という口実が加わるのですから、もう止めようがないと思われます。 これは小泉首相が靖国参拝を止める、などという小細工で収拾がつく問題ではなくなっている、と私は思います。 中国、朝鮮を侵略しなければ止まらなかった、日本の明治時代のエネルギーを思い出してみれば、この深刻さが理解できると思います。 このような事態に対して、tpknさんはどのような対策を提案しますか? |
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