| 34211 | 返信 | 中国のナショナリズム(2) | URL | 小林 哲夫 | 2005/04/11 23:22 | |
| 中国人が日中戦争から学んだことは何か? それは「国は強くなければ惨めだ!」ということでしょう。 国が強くなるためには、ネーション(国民国家)にならなければならないと学んだに違いありません。 ネーションというのは、国民に主権がある国家のことです。 国民ひとりひとりが国の未来に責任を感ずるような国です。 この原則はフランス革命でフランスというネーションが出来て、ヨーロッパを席巻して以来、世界の常識になりました。 日本は明治維新でこのことを学びました。 中国は日中戦争で学んだはずですが、この結果できた共産主義国家は独裁国家であったため、本当の意味でのネーションにはなれませんでした。 経済成長が順調に進んだここでようやくネーションになる時が来たのです。 (韓国も軍事独裁が続いていて、今漸く国民が目覚めた時だと思います。) 国民国家になる時には必ず排外感情が燃え上がります。 排外感情によって国民国家が出来上がると言っても良いでしょう。 中国が国民国家になるに当たって契機としたのが、反日という排外カードでした。 中国人にとっては、日中戦争という忘れられない悲惨な過去があるのですから、極めて自然な成り行きでした。 このことが理不尽で、間違った情報で作られた反日だ、と言っても始まりません。 日本は悪くなかったと言っても聞く耳は持ちません。 うその情報に騙されていると、日本で怒っていても、どうしようもありません。 実に理不尽な反日感情だと私も思いますが、これは理性を超えた感情の燃え上がりだからどうしようもないと思います。 何よりも日中戦争という口実を与えてしまった、日本の過去をもう一度考え直すしかないのではないでしょうか? 国民国家に脱皮するための反日ですから、靖国参拝をやめてもまた別の理由が出るでしょう。 ここで例え改めて謝罪をしても、「まだまだ謝罪が足りない」と不満が増加するだけでしょう。 私が左翼の浅はかな国際感覚を批判してきたのはこのことです。 つまり「中国が靖国参拝に反対しているから、中国の意思を尊重して小泉参拝をやめろ!」と左翼は主張して来ましたが、本質はここには無かったのです。 中国のご機嫌を伺っているだけではこの問題は解決しません。 そこを認識した中国対策で無ければ、本当の平和は望めないということを、左翼に自覚して欲しいのです。 |
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