| 34248 | 返信 | 中国反日デモの分析(2) | URL | 小林 哲夫 | 2005/04/13 09:16 | |
| 告天子さん コメント有難うございます。 ネーションという言葉は、日本人にはまことに理解困難な言葉のようで、告天子さんも正にその日本人の一人のようです。 ネーションになるには、国民全員が平等な仲間として国政に参加しているという意識が必要なのです。(民主化) 今回のデモの学生の反日感情が、中国人の愛国心から出ており、具体的には過去に侵略されたことに対する屈辱感だということは理解できますね。 この屈辱感の暴発は結局は中国政府に対して、「もっと明白に反日行動を取れ」という要求になります。 ひいては自分達の意思を国政に反映できるシステムにしろ!(民主化)という要求に行き着きます。 これは自由民権運動や福澤諭吉の立場であり、基本的に反政府的自由主義で、かつ日清日露戦争に当たっては過激に政府の尻を叩く役割を担ったのと同様です。 だからデモの「反日」という看板と、「民主化要求=反政府」という今は見えていない目的とは矛盾していないのです。 明治政府が日本にとって何の恨みもない朝鮮中国を侵略せざるを得なくなった時のエネルギーの暴発を今の中国に感じます。あの時の日本は、対外侵略をしなければ、自由民権運動で明治政府はつぶれていただろうと思われます。 なお告天子さんは34207番であの学生達には伝統に基づいた愛国心もなく、嘘の情報に踊らされているものだから、本物ではないという点が日本の明治時代と違うと書いていますが、私は明治時代の日本も日本の伝統を捨てて欧化しようとしていたこと、戦前には嘘の神話や歴史で愛国心を煽ろうとした点余り違いはないように思われます。 日本左翼批判については、告天子さんの考えも理解できます。 左翼の言い分を想像してみると 「日本の反省が足りないから、あのようなデモが起こるのだ!このままだともっとひどいことになるから、早く真剣に反省しなさい!」 ということになるのでしょうか? この掲示板でこのような主張をする人が居ないのは不思議ですね。 さて告天子さんの日中戦争の原因についての考えをもう少し詳しく聞きたいものです。 あの戦争の原因は中国のデモや日本人虐殺に対して、日本政府が何もしなかったので、旧軍が暴発した、という考えのようですが、それを正しいことだったと言いたいのでしょうか? 暴発という言葉がありますから、良くなかったという意識もあるようなので、そこを詳しくお願いします。 芥屋さん 始めまして 有益なご意見が聞けそうな予感がします。 私のネーション論が、発展段階説みたい、という指摘には考えさせられました。 まあそういう感じは否定できません。 国民経済が離陸を始める時期に、どこでも起こることのような気がします。 (何しろ私の独創ですので、気がする、としか言えませんが・・・。) ネーションになるということは、一度に達成することではなくて、様々な地域で、様々な段階があるというのはご指摘に賛成します。 中国は辛亥革命でちょっと、共産革命でちょっと、ネーションになりましたが、不十分でした。 現在の経済成長が3回目の脱皮時期という見方です。 過去2回のネーションは民主化の点で不十分でしたので、今回はそれが焦点になると思われます。 芥屋さんの中国固有の民族観の記述のところが良く理解できませんでした。 私は漢民族という概念は歴史的にも全然問題なく理解できると思っているのですが・・・・。 ウヨサヨ論についての質問ですが、私は両者共通のところが非常に多いと見ています。 左翼の問題点は、「中国朝鮮の日本批判は何でも正しい」という他国依存的思考であり、右翼の問題点は、そういう左翼に反発してその反対を言っているだけで、自分の考えが無いという点では同じ、というものです。 なお今我々は何をすべきか?という点については、私の書き込みは未完成のものだったことを認めて、考え直します。 |
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