| 34263 | 返信 | Re:中国反日デモの分析 | URL | 芥屋 | 2005/04/13 17:18 | |
| >にゃにゃにゃにゃにゃさん >ポーランドとドイツ、中国と日本との間に存在する違いというのは何かということを、まず見なければならないでしょう。 同感です。そしてそれは日独の違い、中ポの違いとは何かを見つめることでもあります。ただに日独の同盟関係と戦争の経緯の外面的共通点のみを挙げ、ドイツはこのように過去を清算したから日本も同じ手法を取れば和解できるなどとするのは、日独の違いを無視し、あまつさえ中国とポーランドを「被侵略国」の枠の中でのみ同一視したところから起こる論だと思います。 中国人や韓国人をそのあるがままに尊重するとは、彼らが将来も決して日本の過去を赦さず、ことあるごとに頭を下げさせようとし続けるかもしれないことを「尊重」すべきであり、「先祖が受けた恥辱を赦さず言い続ける」という伝統のある彼らが、自国のそうした傾向をどう自分たちで解決して行くかについても、彼ら自身の問題であることを知るべきです。ポーランドがドイツの謝罪を受け入れたのは、ドイツ人の叡智なのではなく、ポーランド人の叡智なのです。 東洋の近代史そして中国の固有性をも無視して「日華いずれも欧州の如くせよ」というようなものではないでしょうか。東洋には東洋の近代の悲史があります。ドイツのようにすれば中韓は和解してくれるなどとするのは億段であり、どうしようもなく欧州中心主義であり、漢民族や朝鮮民族の固有の感情や歴史意識や現代の国家観を無視したものでしょう。日本はドイツのように振舞わなければならないことはなく、中国や韓国はポーランドのように振舞う必要もないのです。 >今、この時期になぜ「反日運動が・・・」を無視すべきではない。それは、この日本では歴代の首相のなかで、A級戦犯をまつる靖国神社参拝にもっとも積極的な人物が首相の地位におさまっていることがある。 靖國神社は勅命を奉じて軍務に殉職した全ての人が祭祀の対象であり、勅命を発した天皇と後胤の天皇が親拝されるべく建てられたのが起源です。東京裁判による死刑者も、ポツダム宣言受諾以降の広い意味での法的な軍務に殉職したのであって「法務殉難死」といいます。そういう神社ですから、これを現代において嫌う人はそれ相応の理由があろうかと私は思います。敬意を持てないという人を、どうこう言うつもりは全くありません。 したがって、首相が参拝する、それを首相として当然だと思う人と、首相にはそんなところにお参りしないでほしいと思う人がいます。「公務の一環として参拝」したのだとするなら、政教分離的にどうかという問題、つまり靖國神社の持つ二重の性格(宗教的な要素と非宗教的な要素)が政教分離問題の核です。これを日本人どうしが議論しているときに、「参拝はやめよ」という内政干渉に同意する人は、国内における「信教の自由」さえ考えていないのかと思いますよ。 では、いわゆる「A級戦犯」を無理矢理に合祀からはずしたとして、次に中国がBC級戦犯も問題にしたらどうですか。いや、広く「靖國神社の軍国主義的性格」を理由にして、参拝そのものに反対したらどうなのです。つまり、あちらの言い分を受け入れるかどうかの法理的な確たる基準が、にゃにゃにゃにゃにゃさんにはあるのですか。 >これを「内政干渉」というのなら、では日中国交の時に中国が賠償放棄を正当化するために言った「中国侵略は悪いのは一握りの軍国主義者で、他の日本人には責任はない」なる主張は空中分解してしまう。 それは中国共産党の事情ですから、別に構わないでしょう。 自国の政教問題をどう解決するかは、日本人どうしの議論で解決されるべき自国の政治課題であり、「歴史認識」に名を借りた他国の干渉は赦されません。このことがわからずに、中国の干渉を当然とする人は、日本の民主主義を信用せず、言論の自由や信仰の自由にも配慮せず、要は自分と同じ歴史観を後押ししてくれる異国の政治権力を頼みとする人でしかないでしょう。日本国内で政治的に凋落するのは仕方ありますまい。 >これでは中国の民衆は納得できないし、これを中国政府が抑圧するだけの大義名分もない。 それでもいいのではないでしょうか。日本政府がとやかく言うことではありません。 >これでは、日本の中国侵略は決して過去のものにはならない。 これが全く理解できません。あなたは歴史を何だと思っているんですか?政争の決着のため史論があるのではないですよ? >「内政干渉反対」なる言葉は、実は国内の人権侵害や少数民族迫害に対する海外からの批判を封じるために、独裁政権がしばしば用いてきたものである。 ほう。日本の現状がまさにそういう独裁政権であるとの認識ですか。あなたは、戦後日本の歩みを馬鹿にしてるんですか? >「歴史認識」を「内政干渉反対」の名で封じるような、そんな時代は過ぎ去ろうとしている。 私などが内政干渉だと言い、にゃにゃにゃにゃにゃさんが発言を封殺されますか?自由に討論ができているではないですか。現にあるこの自由を守れと、私は言っているのです。妄想もたいがいにしておいてほしいものです。次に#34258への横ですが >告天子さん、こういう歴史修正主義の主張に関しては、これまでここの掲示板でさんざん議論されてきたものですので、ぜひ過去ログを見てください。「多分に」などという無責任な言葉で安易に歴史修正主義を肯定するのは慎重にすべきかと思います。 ネオナチ流の歴史修正主義(Revisionism)と結び付ければ良いというものではないでしょう。そもそも、学問とは不断に学説の修正を繰り返していくものです。そうである以上、史学もまたしかり。要は修正されつつ出てくる史論のvisionの中身を問われるのであって、ただに修正するなというのは、教科書的な正史の座を占めてきた戦後通念を修正させまいとする極めて硬直した政治的見解であり、その発言はアカデミックではなくイデオロジカルであります。 で、私は史観論争そのものには立ち入らずに見解を書いていますが、にゃにゃにゃにゃにゃさんは、史観論争をしたいのか不要だと考えているのかも不明なんですね。なお、「これまでここの掲示板でさんざん議論されてきたもの」だから何だというのでしょうか。その議論の中に告天子さんもいて、済んだ話を繰返しているなら別ですが。 |
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