34279 返信 Re:中国反日デモの分析 URL inti-sol 2005/04/13 23:41
補足です
途中で切れていました。

以前、韓国が独島(竹島)の記念切手を発行したことに対して日本政府は抗議しましたが、竹島がどちらの国の領土かはともかく、韓国がどのような記念切手を発行するか、に対して日本政府が口出しすることは「内政干渉」ではないのですか?
あるいはまた、かつて中国とフランスが行った核実験に対して日本でも反対の声がわき上がったことがありますが、当時はまだ包括的核実験禁止条約は採択されておらず、自国領内で行う地下核実験は禁止されていませんでした。だから、論理的に言えば、中国の核実験反対、というのは「内政干渉」に当たるのではないでしょうか?
さらに、米国は日本の数々の政策に日々口出しをしています。「牛肉輸入禁止を解除せよ」「『構造改革』を行え」「憲法を改正せよ」「有事法制を整えよ」・・・・・・・。これは内政干渉ではないのでしょうか。
つまり、国家間の交渉というのは、多かれ少なかれ、互いの内政干渉の

ここで切れているので続きです。

繰り返しになる、ということです。ブラフという意味では、例の「ショウ・ザ・フラッグ」なんてのも、なかなか強烈だったと思いますが。
いわゆる右翼の人にもいろいろなタイプがありますが、小林よしのりのような反米右翼は少数派であり、大多数の右翼は親米派で、米国に付いていくのが日本の国益だ、みたいなことが平気で言われているのが現実です。牛肉輸入禁止の問題についても、輸入禁止を批判した日本の政治家がいましたね。
つまり、内政干渉なるものは、その国の政府にとって都合のよいものなら問題にもならないが、都合の悪いものである場合だけ批判の声が上がる、という、その程度の曖昧なものだと私は思います。

以下先の投稿に続きます。