34284 返信 Re:中国反日デモの分析 URL にゃにゃにゃにゃにゃ 2005/04/14 10:05
時間がないので、枢要点について。

> では、いわゆる「A級戦犯」を無理矢理に合祀からはずしたとして、次に中国がBC級戦犯も問題にしたらどうですか。いや、広く「靖國神社の軍国主義的性格」を理由にして、参拝そのものに反対したらどうなのです。つまり、あちらの言い分を受け入れるかどうかの法理的な確たる基準が、にゃにゃにゃにゃにゃさんにはあるのですか。

 もともと歴史的経緯からいえば、靖国神社参拝が中国によって問題とされるに至ったのは70年代末のA級戦犯の合祀にはじまるものである。それ以前、対日賠償放棄が決まった日中国交正常化交渉において、靖国神社への閣僚参拝が中国政府によって問題とされることはなかった。
 ここで忘れてはならないことは、韓国の自治体のなかで「対馬の日」制定の動きが登場したのは、日本の島根県の「竹島の日」に対抗するものとして登場したものだということ、つまり独善的民族主義・排外主義の拡大・突進こそが、近隣諸国の「反日」を高揚し、ラディカルなものにするものであって、その逆ではないということ。

> >ポーランドとドイツ、中国と日本との間に存在する違いというのは何かということを、まず見なければならないでしょう。
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> 同感です。そしてそれは日独の違い、中ポの違いとは何かを見つめることでもあります。ただに日独の同盟関係と戦争の経緯の外面的共通点のみを挙げ、ドイツはこのように過去を清算したから日本も同じ手法を取れば和解できるなどとするのは、日独の違いを無視し、あまつさえ中国とポーランドを「被侵略国」の枠の中でのみ同一視したところから起こる論だと思います。
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> 中国人や韓国人をそのあるがままに尊重するとは、彼らが将来も決して日本の過去を赦さず、ことあるごとに頭を下げさせようとし続けるかもしれないことを「尊重」すべきであり、「先祖が受けた恥辱を赦さず言い続ける」という伝統のある彼らが、自国のそうした傾向をどう自分たちで解決して行くかについても、彼ら自身の問題であることを知るべきです。ポーランドがドイツの謝罪を受け入れたのは、ドイツ人の叡智なのではなく、ポーランド人の叡智なのです。
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> 東洋の近代史そして中国の固有性をも無視して「日華いずれも欧州の如くせよ」というようなものではないでしょうか。東洋には東洋の近代の悲史があります。ドイツのようにすれば中韓は和解してくれるなどとするのは億段であり、どうしようもなく欧州中心主義であり、漢民族や朝鮮民族の固有の感情や歴史意識や現代の国家観を無視したものでしょう。日本はドイツのように振舞わなければならないことはなく、中国や韓国はポーランドのように振舞う必要もないのです。

 そうであろうか。中国政府や韓国政府、さらには中国や韓国の一般民衆はしばしばドイツと日本の姿勢の違いを指摘し、ドイツを賞賛しているという事実がある。
 中国政府が「決して日本の過去を赦さず、ことあるごとに頭を下げさせようとし続ける」という態度を、一貫してとったというのも、歴史的事実に反するであろう。それは70年代の「日中蜜月」を知る者にとっては、容易に理解できることである。そして現在の「政冷経熱」と言われる日本と中国の政治指導者の間の冷たい関係が、靖国神社A級戦犯合祀と、その靖国神社への参拝問題からはじまったというのも、まぎれもない事実である。むろん中国政府とて内心はかつての「日中蜜月」を復活させたいと考えているのだろう。ODAでの利権で得るうまみだってあろう。だが、中国の民衆に対して「弾圧一辺倒」はできないことを、中国政府が理解しているのである。
 A級戦犯が合祀される靖国神社参拝、そして「新しい歴史教科書をつくる会」教科書が検定されたという事実は、これまで日本政府が表明していた「過去の歴史に対する深い反省」なるものがインチキであり、偽善であることを中国や韓国の民衆に知らせるものでしかない。偽善はもっとも憎まれ、軽蔑されるものである。これは「謝罪しても許さない」という性質のものではない。