34315 | 返信 | Re:満州事変の歴史認識 | URL | 告天子 | 2005/04/15 08:39 | |
> 告天子さん こんにちは はい、おはようございます。そうでなければなりません、小林さん。私と意見が同じ、ではなく、本質的に違う、そこが見えなければ、議論になどならないでしょう。もっと私と違うところを見せてくださいね。 > 満州事変について私が聞きたいことが解っていながら、わざと論点をずらして、「経緯」で答えるというのは、姑息というべきでしょう。 > > これは問題から目を逸らし、逃げ出している態度といえます。 論点ずらしなどではありませんよ。そもそも小林さんは、「暴発についてどう思うか」とか、「満州事変についてどう考えるか」とは私に尋ねましたが、「侵略か否か」とは、私に尋ねていません。 逃げ出したどころか、「あなたは、私にそう尋ねたいのですね」と、逆に本音を私が代弁して差し上げたほどです。突撃を掛けられて逃げ出したのは、むしろ小林さんの方です。 何故なら、「では、満州事変の結論は何ですか」という私の問いに、小林さんは34313投稿で、日本人虐殺については全く、一言もふれていません。触れれば、「侵略」が一方的なものではない、相互的な経緯でああなったことをごまかせなくなるからです。姑息で、目を逸らしており、逃げ出しているのは、そういう態度のことをむしろ言います。 > 追い詰められてようやく「あれは侵略ではない。」と強がるのは、本心では侵略だと思っている、という後ろめたさが見え見えです。 私は、侵略でない、などと一言もいっていませんが。侵略だというのであれば、それまでの経緯を見なければおかしかろう、そして日本人の虐殺事件のことも、無視できないだろう、と言っています。後ろめたいのか、日本人の虐殺事件についてはふれもせずに、「侵略でしょう?。そうなんでしょう?。侵略だと、言いなさい!!」とばかりに、自分の後ろめたさを隠そうとしているのは小林さん、あなたです。 > そういううじうじした歴史認識は、日本人として恥ずかしい代物です。 > (良心が、かすかに残っているという同情も感じますが・・・・。) うじうじしているのは・・・、と繰り返しは避けますが、私は小林さんの良心については、全く同情しません。 > もっと堂々と胸を張っていえる歴史観を持っていただきたい。 堂々と言いましたが、小林さんは、「侵略だ、侵略だ」と堂々と騒いだだけで、ことの経緯を無視しているから、歴史観としてはバランスを全く欠いていると思います。 > 告天子さんのごまかしぶりは、日本の右系の論者、例えば自由主義史観などと言っている人たちの真似に過ぎません。 > > その中では西尾幹二という人の「国民の歴史」という本は、なかなか良いことが書いてあって、私は賛成できるところは多くあります。 > 左翼批判と日本歴史の見直しについては、感心するところが多くあります。 > つまり左翼批判は鋭くて、勢いが良いところが告天子さんと同じです。 右翼批判もするときはするので、ご心配なく。私に批判されて、悪口を言い出すようでは、要するに説得力ある反論が出来ない、ということなんでしょう。ちなみに、私は「国民の歴史」は読んだことがありませんし、作る会の掲示板でも、どちらかというと煙たがられていると思いますが。 > ところが満州事変、日中戦争になると、逃げ回っていて、何も書いていません。 > 自由主義史観では、日本の侵略を直視することが出来ないのでしょう。 ははあ。そうなんですか・・・。「日本の侵略」、ということを持ち出せば、相手はぐうの音も出ないだろう、黙るだろう、というのが小林さんの言論姿勢なんですね。現代日本の魔女狩り、みたいな話で、「罪を認めろ、お前は侵略だというのか、どうなんだ」、と、ことの経緯については考えることも許さず、思想の暴力を振るう・・・。恐ろしいことだと思います。一見紳士的な態度を取っていたとしても、そういう体制が日本の精神を縛っているのですから、全くひどい話です。 > ところが告天子さんから、左翼に対する批判を取ったら何も残らないという情けないものなのです。 > つまり左翼あっての、告天子さんともいえます。 じゃ、私は左翼チェッカーだったんですね。告天子が噛みついたら、左翼。・・・まあ、そんなわけでもないと思いますが。 > 満州事変は今では誰でも知っているように、石原謀略で始まりました。 > > これはまさしく東京裁判で言う共同謀議がありました。 > 石原謀略は明らかに統帥権干犯の罪で極刑になるべきものです。 > そしてその範囲は、謀略を知っていて、軍を動かしたもの全員が共同正犯として有罪です。(共同謀議などという法理は一般的ではないから、共同正犯というべきです。) > この重大な犯罪を無視して、どうして正しい歴史認識が作れるでしょうか? 私は満州事変が全て合法だ、ということは主張していませんし、そもそも暴発、と表現していますよ。別段、無視してはいませんが、何故そういう事情に至ったかについて、経緯を全部とばして、ある一点「だけ」を強調して、自分の望む結論を引き出す、小林さんの手法はここでも共通していると思います。 > 告天子さん ここから出直して、もう一度お願いします。 > > 私の結論は告天子さんが書いている通り、「侵略」です。 一方的な侵略ではない、ということですね。日本の侵略「だけ」をいうような姿勢はおかしい、と最初から主張しているのですが、まだ通じませんか?。なんでカギ括弧で侵略というんですか?。統帥権干犯が、侵略の理由ですか?。 > 尚共産主義についても理解できていません。 > 告天子さんにとっては中国は今でも共産主義の国なのですか? > 因みに現在の中国のどこが共産主義だと告天子さんは考えているのかを、ここで言えますか? 理解できていない、というのなら、小林さんが「中国は共産主義の国などではない、共産党の国ではない」ということをまず示すべきです。中国は共産主義国家でしょう、末期的様相を帯びてはいますが。どこが、どころか、全部がそうでしょう。中国が共産主義国で「ない」ことを、是非、お示しください。中国を独裁的に支配している党は、ありゃ何ですか?。自民党じゃないでしょう?。 |
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