34330 返信 Re:中国反日デモの分析 URL 芥屋 2005/04/16 01:14
>inti-solさん

>うーん、いつしました?

ことあるごとにしてますよ?

>私はお互いに相手国の教科書に口を出すことはありだと考えています。町村外相が中国の教科書に是正を求めるという、その求める内容には私はまったく同意しません。しかし他国の教科書に不都合な点がある場合、是正を求めるという行為それ自体は、私は充分正当なものだと思っています。

「他国の教科書に不都合な点」とおっしゃいますが、それは「中国共産党の正史にとって不都合」なのであって、その要求による「是正」を受け入れた場合には「歴史教育の史観の一元化」にならるから駄目だと何度も言っております。肝心な論点をネグらないよう、お願いします。正直、これをスルーされるということは、中国当局と結んで自己の歴史観に反するものを公権で排除しようとすることついて、inti-solさんは確信的なんじゃないかと思うんですよね。

なお、侵略戦争うんぬんについて言えば、清国にアヘン戦争を吹っ掛けるなど中国近代苦難の歴史の張本人である英国の教科書では、そのあたりのことをほとんど載せてないそうです。が、英国に対し「他国の教科書に不都合な点がある場合、是正を求めるという行為それ自体」が全くありませんよね。そもそも、分裂状態の中国を統合する原動力として「敵」を一本に定める、それは国内にいた列強各国のうち「最も弱い敵」である日本への排撃行動として選択されました。これも冷徹な政治判断です。

「抗日運動を勝利に導いた」という正史に立脚する中華人民共和国にとって、英国の歴史教科書の書き換え要求はアキレス腱であり正史への疑問につながりかねないのであり、日本の歴史教科書に介入するのも政治的動機にほかなりません。

>芥屋さんは日本側であれ中国側であれ、それは内政干渉だと考えていらっしゃるわけですね。

ですので、これとてもinti-solさん流に「当然といえば当然」としても良いですが、それなら、日本国も当然のごとく峻拒すべきです。それが外交。

>右派の中でも米国の内政干渉を批判する人はいます。けれども、憲法や有事法制となると、ほとんどいない。

右派の中では「親米保守」が一つの流行…と言いますか、外交論をするのに右も左もあまり関係が無いようにも見えます。そもそも左右の区分けのファクターが人によって違いますからね。

>何が国是なのか、というのも、実は国民的な合意などほとんどありません。

そんなことはないと思いますよ。

>私は日本国憲法、とりわけ第9条こそ、「政治的な関係で困難ではあっても国是として曲げられないこと」だと思っています。

いわゆる9条解釈問題ですが、その中の9条平和主義については(もちろん私にとってそれは批判対象でしたけど)、それなりに有力だったこともあるが遂に「国民の合意」が得られるまでにはいかなかった解釈なのですね。それはあくまで、国是と言える憲法条文の中の「解釈論争」です。

>けれども、残念ながらそうは思っていない人が少なからずいるから、憲法改正論議が出てくるのでしょう。

非常に残念でしょうけど、こういうことはありますよ。民論は動くのですし、改正論議自体を絶望的に受け止めなくともいいと思います。憲法は教典ではないのですから、時代によって変わるものですよ。私の場合は帝国憲法を非常に重視しています。帝国憲法の制定史や運用史に学ぶことが多いのですし、これが正統憲法だと思っています。で、これは冷やかしではなくエールですが、失われた憲法にもそのように学べるし自分の意見の拠り所にできるわけですので、現行9条が改正されたからといっても、それはinti-solさんの中で生かしてご自分の主張に結び付けて行かれたら良いのではないでしょうか。必ずしも実定法が全てではないと思います。むしろ、法的拘束力にこだわる意識から脱してこその絶対不戦ではないでしょうかね。

>天皇制こそが国是だと思っている人も少なからずいる。私はそのような考えには反対ですが、しかしそれが国是だと思いたい人を止めることができるわけではありません。

これは反天皇制論としては正直ユルすぎるでしょう(私は少しも困りませんが)。その「天皇制」が何を指すかよっても大きく変わりますが、少なくとも現行のいわゆる「象徴天皇制」に限っても、憲法上の国是ですし多くの国民の支持するところですから、その国是をどう変えるんだという現実認識が出ないと何も変わらないでしょう。

げ、何言ってんだ俺(w