| 34333 | 返信 | Re:「何もしない」対策の内容 | URL | 告天子 | 2005/04/16 01:44 | |
| > 告天子さん。 おばんです。 > で、「日本居留民の安全保護への」「抜本対策」を取ることが「暴発」の主な原因であるという因果関係は明確なのでしょうか? 不明確です。と言うより、直接的な因果関係として、単純に結びつけることは出来ないと思います。ただし、両者に関係が「ない」、とは言えないと思います。 >経済的な利益をもたらす権益を維持・拡大することが主な原因であるという理由の方に私はより説得力を感じます。(中国統一による中国国力の増大と抗日意識の高まりによる、日本の権益回収をおそれた。) 多くの勢力が、満州の権益を争ったことは事実であり、また、軍事的な要衝が満州である、ということも重大なポイントでしょう。ここに日本勢力が存在することは、当時の安全保障上、重要な要請でした。勿論、すぐすぐどう、という話ではありませんよ。満州の特殊権益は、日露戦争以来の話ですから、軍事的な意義も落とせませんね。 > > 国民党に責任がないなら、傀儡政権の黒幕である日本国が、日本人虐殺の責任者である、とでも?。 > > (直接の実行犯以外では、)当然そうです。権限を持つ者に主な責任があると考えます。 通州事件の責任者は、日本政府である、というのは無理がありすぎます。あまり、自説に固執する必要はないと思います。率直に行きましょう。 > 侵略者は出ていけという要求そのものは正しいのだから、正しい要求には無条件で応じるべきだというのが私の考えです。 正しいかどうかは、一概には言えない、というのが私の考えです。正しいと信じていることと、正しいこととは違います。 >虐殺するような誤った行動をする人がいるから、それを口実に正しい要求に応じないというのは誤っていると思います。 仮に、中国側で、「正しい要求」を、文明に従った、理性的な方法で日本と話し合うような体制が広範に存在していれば、・・・・・事態は大分違っていたでしょうね。今更仕方のないことですが、虐殺というような方法に走ってしまったのは、双方にとって不幸なことだったのです。限りない不幸です。 > 日本は、一度すべての「権益」を放棄した上で、それでも、通常の犯罪発生以上に日本人居留民が暴力の被害を受けるのならば、中国側と共同で治安維持を行う体制を作ることをめざすべきだったと思います。(中国側の協力が得られないなどで)それができないなら、治安が確立されるまでは、退避勧告を出すような地域として中国をみなすべきであり、強引に日本軍を入れるべきではなかったと考えます。 日本が「権益」を放棄すれば、誰かがその権益を自分のものにしたがるでしょう。中国は、文明の・・・近代国家の空白地域で、それでいて、たくさんの「権益」の対象は存在した。まあ、理想論だけでは通らないところが、人間社会の難しいところだと思いますよ。 > > では、中国人のしたことは、全て防衛行為であるから正当だと?。 > > すべてではありません。通州事件のような無差別虐殺は正当だとは思いません。 そりゃそうです。 > ただし、無差別でないならば、侵略者側の非軍人を殺害することを私は許容します。(推奨はしません。)軍服を着ていようがいまいが侵略者側の者は強盗殺人実行中の者とみなすべきである、というのが私の信念です。 単純ですね、と思いました。 >(軍服を着ているかいないかは役割分担であって、侵略者集団の一員であることに変わりはないと思います。) 敵か味方か、ただそれだけだ、ということですね。撃ちてし已まむ、の精神を感じます。・・・日本人ですね。 >しかし、侵略者を駆逐する過程でやむをえない事情があるわけでもないのに、罪の無い子供を意図的に殺害することは許されないと考えます。 いかなる場合でも守るべき人倫があるはずだ、とのお考えですね。 > また、侵略軍と共に侵略した地域にいる侵略者側の民間人の保護を侵略された側に求めることは、(侵略軍の保護によって可能な)侵略によって得た利益の亨受を認めることになり、侵略行為のうまみを認めることになります。そういうものは認めるべきではないと私は考えます。 いや、やっぱり敵は敵だ、という考えに戻ってしまいました。 > > 侵略だ、というのは、「相手の方が悪いことをしたのだから、それに反撃を加えることは、何ら不当を問われるものではない」ことをも含むでしょう。 > > 通州事件のような無差別虐殺への反撃は、無差別虐殺の実行犯にのみ行われるべきであり、無差別虐殺の実行犯以外には一切危害・損害を加えてはならない、と私は考えます。 まともに考えれば、そうでしょうよ。主権のない地域で、犯人捜査が出来る、ということならですがね。理屈通りに、平和的にやろうとして、とことん裏切られた末に、それでもあなたは理性的でいられますか? >このことを日本側が実行していたならば、日本側にも正当性がある、と私も考えたでしょう。もちろん、「権益」の放棄、九か国条約の遵守という、侵略的行為を一切行わないことも、正当性がある、と考える前提条件です。 まあ、無理な要求ばかりですから、こういう要求を出すこと自体が、非現実的で、空想的な理性、に基づいた話だと私は思いますね。同じくらい厳格な正義を、中国側にも要求されたらいかがですか?。そんなことは、日本人はしませんでしたがね。 > > 権益があるから侵略だ、という判断基準は、権益を罪悪視する独特の思想によるものでしょう。 > > その思想に普遍性があるからこそ、たてまえではあったかもしれませんが、不戦条約、九か国条約は正論であると認識されていたため、提案され、成立したのではないでしょうか? 兼松さん、ある時は「帝国主義の法は、野獣・強盗の法だから、守る必要がない」と言いつつ、またあるときは、「当時の方は普遍的な思想に基づいていたのだ」では、ダブル・スタンダードですよ。 >(本音は、植民地分割のために武力で競争するのに疲れていた、などでしょう。) 武力による権益ではなく、経済力によって勝負しましょうという時代へ変わりつつあったのだと思います。 経済力によって勝負しましょう、という時代に変わっていたのなら、なんでナチスとか、あるいはアメリカのような超軍事国家が現れるのですか。ここの文、事実を反映していません。 > 御推察のとおり、「ハル・ノートなども、まことに正当な要求であ」ると考えております。 アメリカ人にしたって、あんなものを公表していたら、「これでは戦争になる!!」と、大騒ぎになったでしょう。「正当である」かどうかを決めるのは、兼松さんではありません。ルーズヴェルトは、「正当であるから」あのような要求をしたのではなく、「日本が守れっこない、非現実的な要求だから」、ハル・ノートを突き付けたのです。誰にとってあれが「正当」かというと、空想的な正義を信仰する者にとって、「正当」なのであり、事実はあれが更なる惨禍を人類にもたらした。あなたの主張する「正当」は、そんな類のものだと私は思います。 > > 権益は、どの国も関係していますし、当の中国自身が、権益を理由に行動しているわけですよ。 > > 「当の中国自身が、権益を理由に行動している」具体例を示していただけませんか? 排日運動が、そうでしょう。日本を追い出せば、満州権益は国民党の手にはいるだろう、と。逆に問いますが、中国の活動は、「権益とは関係がない」、ことを示していただけませんか?。私から見れば、どんな行動もみな権益と関係があったと思いますよ。 > > 満州は、中国固有の領土では少なくともなかったわけですし、「権益」を度外視して大陸で活動した国など、中国を含めて、どこにもなかった。 > > 「どこにもなかった」としても、日本を含む列強が武力で「権益」を得、維持したことは、国家または共同体や住民の権利を武力で侵害したのだから、侵略行為でしょう。 じゃあ、満州は国民党のものでしたか?。満州国の違法性には、争いがあったと思いますが、在満邦人への中国人の虐殺行為は、・・・あなたのお説からすると、罪が減殺されるということらしいですね。それこそ、侵略以前の、道徳観念の違い、としか言いようがありませんね。 南京大虐殺をことさらにプロパガンダで言い立てて、日本の「侵略性」を強調しないと、自らの正義を維持できないような中国の立場には立てても、その「南京大虐殺」より余程非道な殺しが行われた満州のことについては、何だかんだ理屈を付けて、「それほど問題ではない」とする。寒気がしますよ。 > そして、東三省(満州)が国民政府に合流したのは、軍閥のリーダーの判断ではありますが、抗日意識を持つ住民の民意の影響も受けてのものと言って良いのではありませんか? それで、日本に対して協力的だった満人、漢人を戦後に殺してしまうことも、正当なことだった、という話になるわけですね。何故そんなに、中共の立場にばかり立たれるのでしょうか? >また、東三省への漢人の移住を許可したのは清朝なので、漢人の移住は侵略でも何でもありません。満州族はおおむね漢化していたので、元のモンゴル族のように返るところはなかったという見解を、ある中国史の本で読んだこともあります。 ですから、満州は漢人の土地ではないのですよ。漢人が流入したのは、日本軍部の満州開発に伴って、そうなったのです。労働力が必要ですからね。これは、「日本軍の侵略に伴う現象」として、否定はされないんですか? > 他の列強がロシアの勢力拡大を許さなかったと思いますし、ロシアは弱体化していたのではないですか? 日本への敵意は全く捨てていなかったこと、戦後五十年の歴史を見ても、明瞭でしょう。彼らが、兼松さんの言われるように、法を守りましたか?。守らないでしょう。守らない者が、実力で土地を占領した場合、どうやって追い出せばよいのですか?。他の列強は、そこまでしてロシアと満州で権益を争うことは望まなかったのが、現実の歴史ではないのですか。兼松さんの話は、日本に対して著しく不公平だと思います。日本に要求するのと同じレベルの正義と法を、中国を含めた全ての国に対して要求するのが道理でしょう。 そういう公平さがあれば、共感できるところも多くあるのではないかと思います。 |
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