| 34498 | 返信 | Re:永遠に謝罪を続けなくてはならないのか? | URL | 梶村太一郎 | 2005/04/21 07:37 | |
| とほほさん、 今日(二十日)になって、人民日報はすでに12日に行われた会見のさらなる具体的な 内容を以下のように公表しています。13日の日本の地方新聞,例えば信濃毎日などは この会談をトップで報道していますが、ここまで詳しくは伝えていません。 まず、これは以下のようなものです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 更新時間 :2005年04月20日17:40 (北京時間) 唐家セン氏、対日デモの具体的原因を語る ------------------------------------------------------------------------ 唐家セン国務委員はこのほど訪中した日本・共同通信社の山内豊彦社長と会見し、中国の民衆による日本に対する抗議デモについて次のように語った。 私はここ数日、ある問題を考えている。ここ数年来、なぜ中国や韓国などで立て続けに日本に対する抗議行動が起きているのか。なぜ日本と周辺の重要な隣国との関係でいつも問題が起きるのか。率直に言うと、今回の中国の一部の民衆によるデモ行動の具体的な原因は、日本政府が侵略の史実を改ざん、美化した右翼的な歴史教科書を検定で合格させたことへの抗議と、日本が国連安全保障理事会の常任理事国になることへの反対である。日本はある重要な背景に注意するべきである。日独両国はともに第二次世界大戦の加害国だが、ドイツはナチズム、ファシズムの復活を禁じる法律をはるか以前に制定している。日本は今なお依然として侵略の歴史を美化する右翼教科書の出版を許している。早くも1970年代にドイツのブラント首相はワルシャワのゲットー犠牲者慰霊碑の前でひざまずいてざんげした。日本の首相は毎年のようにA級戦犯がまつられている靖国神社を参拝している。両者の差はとても大きい。侵略の歴史を正しく反省できず、被害国の国民感情を正しく理解できない国が、なんと安保理の常任理事国になろうとしていることに、中国の民衆は本当に理解できないのだ。これは中国の国民感情だけではなく、日本の他の隣国の国民の一般的な考えでもある。 第二次世界大戦後、日本政府はかつて反省と謝罪の念を抱き、被害国の国民感情への理解と尊重を表した。中日関係はまさに日本のこうした歴史などの問題に対する対峙、処理を基礎に一歩一歩発展してきた。しかし今、日本国内には内政要素を一方的に強調して隣国を無視していると受け取れる傾向が現れている。日本政府は今、首相の靖国神社参拝は民族文化の伝統であり、政府は歴史歪曲教科書に口出しする権利はないとただ強調するばかりで、隣国の国民感情を外部からの干渉だと見なしてすべて排斥している。日本の外交におけるこのような政策は、果たして隣国や国際社会の信用と支持を得ることができるだろうか。(編集ZX) 「人民網日本語版」2005年4月20日 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そして、この唐家セン氏の 見方をさらに証明しているのが、とほほさんの引用にあった、17日のザクセンハウゼンでの式典です。 実は私はその現場にいました。フィッシャーの演説も彼の後ろで聞いていたので、一緒にテレビに写ってしまいました。明くる日に友人たちにメールでその個人的な印象を以下のように伝えました:(以下18日の投稿引用です) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 昨日、唐カセン国務委員は町村外相に「ドイツとは余りにも違う」と述べたと報道されていますが、その通りです。 昨日はザクセンハウゼンの解放60周年記念式典の取材をしましたが、なんとそこには、遠くカザキスタンからのかつての収容者のお年寄りが来ており、生存者の代表の方は「ドイツがこれほど変わることは信じられないことだ、これこ そが、ここで亡くなった仲間に対する最大の追悼の言葉だ。ドイツが変わったのは、ひとえに教育のおかげだ。それに敬意を表する」と語りました。 (これは町村・李会談が北京で行われた同時刻でした。しかもこのような挨拶をしたのは、この強制収容所を生き延びた、現在の国際刑事裁判所の判事の方で す。) この式典には、上記の諸国から最後の力をふりしぼって参加した約500名のお年寄りが,ドイツ政府の招待で参加されました。 当然のことですが経費はドイツ持ちで、80歳を越えるみなさんの世話はドイツ人の若者たちがボランティアで付き添っています。ベルリンの宿舎からの送り 迎えは、警察のパトカーが先導しています。すなわち国賓待遇なのです。お年寄りたちはみなさん本当に嬉しそうでした。 日本の政府が、かつての「慰安婦」をはじめとする「強制労働被害者」にこのような待遇をすることが、想像できますか?同じ運命の彼らは提訴しても徹底的に敗訴を続け絶望して亡くなって行くばかりですね。 つまり、この昨日のたったひとつの出来事をとっても、日本の現状のちょうど,対極がドイツの現状なのです。この事実を、中国や韓国の政府や知識人は知っています。余りにも格差がひどすぎませんか? また,日本のメディアの名誉のために書いておきますが、昨日のザクセンハウゼンの式典には、共同、時事、そして赤旗は取材に来ていました。いずれも心あるジャーナリストたちであるからです。 しかし、大半の新聞社の特派員は、関心があって取材し,記事を送っても東京のデスクが興味を示さないためにあきらめて取材もしないのです。これが実情です。このようにして、日本の貧困な「引き蘢り史観」が出来てきたのです。 (引用終わり) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ドイツと日本の対極ともいえる歴史認識が,ついにここに来て世界中で連日のように報道されています。産経、読売などは都合の良い外国の報道しか伝えていませんが、英米の保守新聞以外に、小泉政権擁護の報道をするのはごく稀でしかありません。 ドイツでは保守本流の新聞ですら靖国参拝を批判しています。この傾向はこれからますます強くなるでしょう。 小泉政権が立っている砂浜の潮が徐々に引き始めています。首相官邸内でも「もうだめだ」との悲鳴がここ数日で顕著になってきたとの情報もあります。津波の到来を感じているからです。 |
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