| 34505 | 返信 | 中国政府を弁護する | URL | 小林 哲夫 | 2005/04/21 13:26 | |
| リーさん こんにちは 中国政府がデモの暴力部分を阻止も逮捕もしないこと、そのことを謝罪もしないことを、私は日本の世論と同じく、誠に非常識な態度だと、怒りの感情を持ちます。 しかしながら中国の歴史を勉強すると、中国政府にとって、大変危険な状況になってきているということもわかります。 デモは日本に対する反感で始まっていますが、その要求を見てみると、具体的要求というよりは、不満の表現に過ぎません。 達成を目指した要求ではなく、また達成されてもそれで気持ちが治まるとは思えないものです。 このようなデモに対して、政府が強硬手段を取れば、デモは直ちに反政府運動になるに違いありません。 天安門事件も反日運動が反政府運動に転化したのだといわれています。 またデモの原因を貧富の格差拡大により不満が鬱積したものが、反日という口実で爆発しているだけだ、という見方をする評論家が多いのにも驚きます。 地方にこのような原因の反政府運動が勃発していることは事実ですが、今回の反日デモはこれとは関係のない、恵まれた大学生などが主体のもので、この二つはいまのところ明らかに別のものです。 しかしながら混乱が深まればどこでドッキングして、取り返しの付かないカオスに発展するか解らない危険なものを孕んでいます。 国共内戦や、文化革命などの悲惨な歴史を最近体験した中国の人々にとって、一番重要なことは、平和な生活に違いありません。 何が何でもあのような混乱は避けることに最大限の努力を注ぎ、慎重の上にも慎重な政治運営が望まれます。 日本人は隣国13億の人口を要する国の運営の困難さに想像が及ばないようです。 これは日本人の国際感覚の欠如として、私が不安に思う点です。 日本人は東アジア全体の平和に関心を持たなければいけません。 東アジア共同体というアイデアは当面実現不可能だとは思いますが、その基礎になるべき共同体意識をはぐくんでおくことは必要だと思います。 今の日本人は中国のことをまるで仮想敵国のように思っている人が増えていて、このことが東アジアの平和の障害になっています。 「中国など混乱が起きようが、どうなろうと構わない」というような感覚が日本の中に横行していて、本当にお寒い状況です。 中国の内政が混乱しては、日本にとっても大問題だという広い目で見ることが出来る人はいなくなっています。 中国政府に対して、「ここは大変困難な状況で、日本人には解らないところが多いので、デモ対策については、貴政府を信じて、おまかせします。」というくらいの太っ腹が必要だと私は提案します。 そういう信頼を日本が先ず示せば、結果的にデモの暴力も減少すると私は信じています。 中国政府を信頼するなどと言うのは、甘い考えだと指摘する日本人が多いとは思いますが、「日本に対して、戦後賠償を放棄したような奇跡的なことがあったこと」を思い出してください。 私はこのことだけを見ても、両国関係が日本に対する信頼から出発した実績があると考えています。 リーさん リーさんから凄く過激な考えが出て困ったことになった、という気持ちです。 リーさんは、デモは100%正しいといい、告天子さんは100%悪いと言い、私はその中間という関係になりました。 リーさんに対する批判はこの次の投稿にして、今回は引き続きもう少し中国よりの発言としました。 |
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