| 34531 | 返信 | 日本の歴史教育等に関する海外メディアの反応 | URL | にゃにゃにゃにゃにゃ | 2005/04/22 19:08 | |
| 反戦ネットワーク掲示板より、転載します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本の歴史教育等に関する海外メディアの反応です。 目次 ◇アジアで日本が孤立の可能性…米ニューヨーク・タイムズ ◇ウォールストリート・ジャーナルも日本孤立懸念 ◇日本の歴史教育に問題:ワシントン・ポスト ◇日本謝罪は口と金だけか:英・ガーディアン紙 ◇ドイツも巻き添え?:フィナンシャル・タイムズ ◇日本政府は近隣諸国世論を考慮すべきだ…仏ルモンド ◇日本自身は敗戦国とだけ認識している …独フランクフルター・ア ルゲマイネ ◇日本の誤った歴史認識には中国デモ以上に共感できない:南ドイツ新聞 ◇アジアで日本が孤立の可能性…米ニューヨーク・タイムズ 米メディアは日本と中韓の関係悪化に関して、自己主張を強める日本像や、日本と 中韓の関係悪化が米国の対日政策に与える影響などを報じている。ニューヨーク・タ イムズ紙は10日の記事で「日本は最近、外交政策で自己主張を強めており、中韓と の関係悪化は、アジアで日本を孤立させる可能性がある」と分析した。 同紙はさらに、日本の政治家が中韓の狙いについて、日本が国際社会でふさわしい 地位を占めないように歴史を利用しているのだと一蹴(いっしゅう)していると指 摘。その上で、中韓の反発は、日本の保守政治家の力を強めているだけだと紹介して いる。 日本のナショナリズムが勢いを増す兆候として、4月29日の「みどりの日」を 「昭和の日」に改める動きが進んでいることを挙げている。 ◇ウォールストリート・ジャーナルも日本孤立懸念 また、7日のウォールストリート・ジャーナル紙は「隣国の日本に対する極端な反 応は、日本を国際舞台でより活発なプレーヤーにしようとする米国の努力を複雑にす る」と指摘した。自衛隊のイラク派遣や歴史教科書問題などに見られる「自己主張」 の増大が中国や韓国に懸念を呼び起こしている、と背景に触れている。 ◇日本の歴史教育に問題:ワシントン・ポスト ワシントン・ポスト紙も6日、歴史教科書問題が、日本が戦後の平和主義から距離 を置き始め、平和憲法の改正を検討しているタイミングと重なったため、近隣諸国に 騒ぎを引き起こしたと伝えた。 ◇日本謝罪は口と金だけか:英・ガーディアン紙 また、13日のガーディアン紙社説は「日本は中国を侵略したことを何度も謝罪 しているが、多くの中国人は十分ではないと感じている。信頼は定期的な対話によっ てのみつくられる。中国も日本も冷静になり、対立の炎をさらに燃やすことは避ける べきだ」と強調。仏独が戦後、過去の歴史をただすため政府間の共同作業を始めた例 を参考に挙げながら「意識的な努力」を求めた。 ◇ドイツも巻き添え?:フィナンシャル・タイムズ 一方、13日のフィナンシャル・タイムズ紙はアナン国連事務総長の首席補佐官が ベルリンで「中国で起きていることは独の常任理事国入り問題を人質にするものだ。 これは見過ごされてはならない」と語ったことを報道。安保理改革全体が日中間の対 立で阻害される可能性があると伝えた。 ◇日本政府は近隣諸国世論を考慮すべきだ…仏ルモンド フランスのルモンド紙は12日の「中日緊張」と題した社説で、反日デモについて 「日本が(中国)大陸における戦争犯罪の規模を否定するのを中国人が非難するのは 間違っていない」と一定の理解を示した。 同社説は▽南京大虐殺に言及しない教科書の刊行▽従軍慰安婦の無記載▽小泉首相 の挑発的な靖国神社参拝−−を例に挙げ、「右派の軍国主義者の影響力の大きさを示 すもの」と分析している。 歴史認識では95年の村山富市首相(当時)の謝罪談話に触れ、「改しゅんの道を 現政府が放棄してはならない」「国連安保理入りの候補たらんとする時、日本政府は 潜在的な修正主義に終止符を打ち、近隣諸国世論を考慮すべきだ」と小泉政権に対中 配慮を求めている。 中国政府のデモ黙認に関しては「若者にとって反日主義が不満表明の唯一の手段に なったため、政府はそれを利用するという危険な道に踏み入っている」「中国政府は 市場経済への移行に伴う国内の政治的・社会的な緊張の制御に苦労している」と分析 している。 さらに「中国政府は日本が安保理常任理事国となることに条件を付けている」と指 摘。「中国は野心を抱き、日本は心配している。だが、両国で民族主義者が暴走して いる現状では相手を食い止めることも、なだめることもできない」として、冷静な対 話による事態収拾を促している。 ◇日本自身は敗戦国とだけ認識している …独フランクフルター・ アルゲマイネ ドイツでは、日本の戦後処理の姿勢に強い疑問や批判を示す論調が目立つ。保守系 のフランクフルター・アルゲマイネは11日、「ニッポンの影」と題した社説で「日 本政府は何が原因でデモが起こったかを無視している」とした上で「あたかも世界に 一国だけ存在し、自らの行動は他の国に何の結果ももたらさないかのように自己中心 的に暮らしている」と批判した。 同紙は日独の戦後を比較し、日本は「痛みを伴う過去の清算から逃れ、一度も自ら 戦犯を訴追したことがない」「戦後60年たち、自身を加害者というより敗戦国とだ け認識している。過去の克服には全く取り組んでいない」と指摘した。 さらに中国のめざましい経済成長や北朝鮮の核開発から不安を感じ、「独自の伝統 や価値によりどころを求めている」と分析。「近隣国の視点で過去を考えることを日 本が学ばない限り、北東アジアでの和解はない」と主張した。 ◇日本の誤った歴史認識には中国デモ以上に共感できない:南ドイツ新聞 南ドイツ新聞も11日の社説で「デモには共感できないが、血塗られた過去に対す る日本の誤った振る舞いにはもっと共感できない」と厳しい論調を展開。「日本の中 国に対する反応には自己批判がない。日本人は歴史の精査は十分行ったと信じている が、こうした結論は、戦争加害者の子孫にはふさわしくないことを忘れている」と批 判した。 |
||||||
![]() | ||||||