34540 返信 Re:日本史の汚点「日中戦争」 URL 毒芋虫 2005/04/23 08:03
毒芋虫推参!

>明治維新以後、日本近代の全ての戦争は愚行であり、間違いであったと総括しています
> 日清日露の戦争から日本は間違っていたのであって、突然日中戦争でおかしくなったのではありません。

 現在の日本が第二次大戦での敗北にもかかわらず国際的にそれなりの地歩を占めているのは、日清日露戦争をも含めた背景があるからなのである。日本の近代化と対外戦争は全く不可分の関係であって、対外戦争なくして日本の近代はあり得なかったと言っても過言ではない。いわば磁石のS極とN極のごとくであって、それだけを切り取ることは不可能なのである。日清日露戦争の意義を否定するということは、日本の近代化の意義そのものを否定するということにほかならない。日本に住み、世界でも最上等の生活をしておきながら、日本の近代を否定することの意味とはいったい何であろうか?

> 特に満州事変の一方的侵略行為(石原謀略)の罪は大きいのですが、何といっても日中戦争の恐ろしさを考えれば、この戦争をこそきっちり勉強し、間違ったところを認識する必要があると感じております。

 満州事変を一方的侵略行為とするのは、相当な問題があるのではないか。周到に計画を練り、さしたる問題もなかったポーランドやソビエトに領土欲しさのため攻め込んだドイツの行為を「一方的侵略行為」とするならば、満州事変は「一方的侵略行為」には当たらない。中国にも重大な過失があったことは明白なのである。岡崎久彦は次のように述べている。http://www.okazaki-inst.jp/okazaki-inst/israel51302.html
・・・・・引用開始・・・・・
それは一九三一年の満州事変から始まる。
 その頃の日本外交の基本は、条約の義務尊重と国際協調を柱とする一九二二年のワシントン体制の堅持にあった。日本が、幣原外交の下にそれを模範的に守った国であったことは、満州事変時の米国務長官スチムソン、駐支公使マクマリーが等しく認めている所である。
 しかし中国にとっては帝国主義諸国に思うがままにされた過去の怨恨は強く、既存条約は尊重すべき国際秩序ではなく、打破すべき不平等条約であった。しかし、それを変える実力もなく、法的根拠もない中国国民党がそれに訴えたのは現地の反日運動であった。つまり在留邦人、とくに婦人、学童に投石し、唾を吐き、商店は小売りを拒否して、日本人をいたたまれなくさせる事であった。それは、まさにインテイファーダで、西岸、ガザのイスラエル永久保持を困難にさせたと同じ方法である。
・・・・・引用終わり・・・・

 最後になるが、中国の反日政策は最近始まったものではない。岡崎論文でも言及しているように、満州事変以前からそうだったのだ。そして、日本を日中戦争の泥沼に引き込んだ要因の1つが中国の反日政策そのものであったということは、銘記すべきであろう。
 もし、当時の日本が中国に守るべき権益を持っていなければ、かような事態にはならなかったはずである。歴史を鑑とするならば、中国に投資するということは日本を戦争に引き込むことを意味する。真の平和主義者ならば、中国への投資に反対しなければならない。