34544 | 返信 | Re:「怒り」が支配する行動に、理はあるか。 | URL | 八木沢 | 2005/04/23 10:41 | |
inti-sol氏。 >「まともな右翼」なるものは、いったいどこにいるのか。自分にとって都合の悪い行動をとる右翼を一生懸命「例外」扱いしているだけではないか。 inti-sol氏のいう「右翼」と、私の考える「右翼」はどうやら違うようである。私自身右翼であるが、自分では「まとも」だと思っている。だから、「いったいどこにいるのか」と問われれば、「ここにいます」と答えたい。inti-sol氏はそもそも私のことが嫌いなようだし、「どこがまともだ」と問いたいであろう。それは理解できる。しかし、私は街宣車にも乗らないし、中国大使館に赤いペンキはぶっかけないし、朝鮮学校生の制服を剃刀で切ったりもしない。たぶんあなたは左翼と呼んでいいスタンスの人間だと思うが、神社に爆弾を仕掛けたりはしないであろう。神社に爆弾を仕掛ける「左翼」は「左翼」のなかでも一部であり、大半の左翼はそういうことはしない。「まともな左翼なるものは、いったいどこにいるのか」という質問がナンセンスなように、「まともな右翼なるものは、いったいどこにいるのか」なる問いも極めてナンセンスである。ただ、反省すべきことは、神社に爆弾を仕掛ける左翼より中国大使館に赤いペンキをぶっかける右翼のほうがどうやら多そうだという点であろう。これは、現代ニッポンには潜在的な左翼より潜在的な右翼の方がおそらく多いことによる必然だと思うが、もちろんそれはいいわけにならない。「自分にとって都合の悪い行動をとる右翼を一生懸命例外扱いしているだけではないか」との指摘は、そのとおりである。しかし、それはそういった行為を許さないという前提からくるもので、別段責められるものではない。右翼だろうと左翼だろうと「まとも」な人間によってこの国は運営されるべきであり、私もinti-sol氏もまとも、つまり健全な生活者というレベルで言えばおそらくさほどの違いはないはずである。 |
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