| 34553 | 返信 | Re:日本史の汚点「日中戦争」 | URL | 芥屋 | 2005/04/23 18:00 | |
| >毒芋虫さん はじめまして。日清日露戦争などの、「日本の近代」に関する論考はさておき。。。 >最後になるが、中国の反日政策は最近始まったものではない。岡崎論文でも言及しているように、満州事変以前からそうだったのだ。そして、日本を日中戦争の泥沼に引き込んだ要因の1つが中国の反日政策そのものであったということは、銘記すべきであろう。 その反日政策の最大の援助者が米英であったことも明記すべきでしょう。それについては、岡崎氏はひとことの言及も無く、ただ中国側の反日運動こそが解決を困難にさせたのだ、それはパレスティナのインティファーダと同じだと主張していますが、アメリカに対するこのような「忠犬ポチぶり」を小林よしのり氏らに批判されているわけです。 そもそも、日華の近代における衝突の悲史については非常に複雑であり、国家を法人格のように見なして善悪を論じるような粗雑な論が多すぎると思っています。「日本の近代」を対外面に限っても、様々な潮流があり、それは中国でも同様です。しかし、あのようになってしまった。 日本から見た対米・対英関係も同様に錯綜しております。が、ロシア南進の防波堤として同盟関係を結んでいた英国が、日本の強大化を「白人支配に対する脅威」と捉え始めたこと、また、満州の共同開発案を蹴られた米国側の、日本懲罰的な外交路線変換も視野におかねばならないでしょう。 つまり現在の中東情勢とは全く異なる問題です。このような投影論の鏡合わせに兼松真哉さんの論があります。兼松さんと同様、岡崎氏も上記のような視点を欠き、安直に現在の国家関係をトレースしています。が、米英の巨大な援助を受けていた中国と、やはり米国の巨大な援助のもとのイスラエルに征服されて絶望的な状況のパレスティナが立場上、同じわけがない。 岡崎氏は、現代日本における「テロ」に対する人々の恐怖感や反中国感情に便乗して、知識で飾り筋を通さず、「友人」イスラエルの非道を糊塗しているにすぎないでしょう。そのような蒙昧の論でもって近代日本の戦史を語る愚を私は感じます。五族協和の理想や、東洋の解放の理想に殉じた人々は、決してこのような戦後の論を認めぬはずだと思います。 |
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