34616 返信 侵略戦争だったことを自覚すべし URL 小林 哲夫 2005/04/25 18:55
告天子さん  こんにちは

次の考えは、告天子さんには異論がないものと思います。
反論できたら反論して下さい。

中国が「日本は過去の戦争を反省していない」と非難している、その内容にはお門違いも多いのですが、一方日本人の側にも「あれは侵略ではなかった」などという歴史認識が多くなってきて、おかしくなっているのも事実です。
私はすでに中国側のおかしい点については充分述べてきましたので、今度は日本側のおかしい点を述べます。

満州事変
満州事変は疑いも無く侵略戦争でした。
ここに日本の戦争の過ちの大部分が存在します。
中国の領土に侵入して、そこで謀略をめぐらして、戦争を仕掛け、占領した上、傀儡政権による満州帝国を作ったことが、侵略でなくて、なんでしょうか?
満州を植民地にしたのは、貧窮東北農民の移民先確保だ、とか西洋植民地主義の真似をしたのだとか、色々の理由が言われていますが、全て自分勝手な理由でした。

戦争は謀略によって開始され、その謀略では始めから植民地にすることを計画していましたから、侵略であることは明白でス。
その侵略の直接の責任は石原謀略にあります。
しかしながら謀略が成功した後は、日本政府も天皇も国民もこれを喜び、侵略を追認したのですから、侵略の責任は国民全体にあると言えます。

日中戦争
満州を侵略されたことに怒った中国人の中に反日感情が高まって、日本人が安全に中国で生活できない状態になったために、一度がつんと中国をやっつけておかなければ、と日本軍部が考えて、戦争を吹っかけたのが日中戦争でした。

満州事変は満州を植民地にするため、という戦争の目的がありましたから、侵略戦争そのものですが、日中戦争は中国を植民地にするなどという考えは日本側にはありませんでした。
盧溝橋事件が起こった時には、日本では政府も、軍参謀本部も、勿論天皇も、不拡大方針だったにもかかわらず、ずるずると戦争にのめりこんで、引き返すことができなくなったものです。
しかしながら誰が決断したものでもない、誰もやりたくなかった戦争が結果的には中国人民に莫大な被害を与えたのですから、良く歴史を勉強して、議論を尽くして、反省するのが筋道です。
被害の大きさに比して、戦争開始理由のあいまいさは、どのように反省したらよいのか、迷路に入るような要素があります。
単に「侵略して悪うございました」というような通り一遍の謝罪で済ましてよいものではありません。
歴史認識としてきっちりと反省すべきことです。
こういうだらしのない戦争を、侵略戦争というべきかどうかちょっと躊躇しますが、中国の被害の大きさ、日本側に全面的に責任があることを考えると、「日本が悪かった」という意味で侵略戦争だった、と認識すべきです。

中国の領土に押し入ってした戦争だったと言う意味で、侵略戦争というべきでもあります。

日本側に戦争をしなければならない理由がなかったと言う意味でも侵略戦争だったと考えます。

日米戦争
アメリカがヨーロッパ戦線に参戦したかったのが戦争の主な原因と見て、日本の侵略戦争ではない、と考えます。