| 34627 | 返信 | ドイツと日本の違い(5) | URL | 小林 哲夫 | 2005/04/25 22:57 | |
| 梶村太一郎さん こんにちは ドイツと日本の違いは重要なことだと思います。 世界のマスコミが、ドイツと日本を比べているのですから、謙虚にこの現象を考えねばなりません。 両国の大きな違いの一つは、ドイツはドイツ人を裁いたけれど日本は日本人を裁かなかった、ということだと思います。 私は東京裁判を不法な裁判で、殆ど無効だと考えますが、もし東京裁判が無かったら、日本人は戦争について何も事実を知らないままだったろうと、真実を知ることが出来たという意味では東京裁判は貴重なものだったと思います。 またもし東京裁判が無かったら、日本人は戦争責任について考えることは一切無かったとも想像できます。 戦後日本人自身で戦争責任を追及するという動きは一切ありませんでした。 東京裁判は勝者の裁判だから不法だ、裁判は公平で無ければならないと言っていた人も、占領が終わった後に、自分達で公平な裁判をしようとは考えませんでした。 だから60年も時間が経つと、何が悪くて、何は悪くないのか、訳が解らなくなったのです。 これがドイツと日本の大きな違いだと思います。 この違いには梶村太一郎さんも大きな責任があると思いませんか? 日本人の多くの人はあの戦争は間違いだったと思っているのですが、その戦争と言うのは真珠湾で始まった日米戦争のことを意味していると思います。 東京裁判は主にアメリカに対する戦争を裁いたと言うことが以後の日本人の思考方法に影響を与えたのです。 中国に対する加害のことを忘れてきたということです。 アメリカの目を持って戦争を反省するのではなく、日本人自らの考えで反省することを怠ってきました。 そのつけが今中国から突きつけられているともいえます。 私の歴史認識では、最悪の侵略が満州事変であり、その侵略が原因で日中戦争になったという考えです。 この満州事変は明らかに石原莞爾の謀略であり、この謀略は当時の国内法から言って、統帥権干犯の重大犯罪であったのですから、戦後のある時期に日本人自身の手で裁判をするべきだったと思います。 日中戦争はずるずると嵌まり込んだ戦争ですから、誰の責任と名指しするのは難しい性格がありますから、これは国民全体で責任を取る覚悟が必要だというのが私の長年の主張です。 真珠湾奇襲を決定した御前会議の責任ばかり議論するのは、やめて欲しいと思います。 重大なのは中国に対する加害であって、アメリカとの戦争ばかり問題にするのはもう止めにしましょう。 |
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