| 34636 | 返信 | Re:日中首脳会談をめぐって | URL | 梶村太一郎 | 2005/04/26 05:19 | |
| さすがは、外交の現場にいた天野さんらしいご意見です。 以下の観察について、わたしもドイツで大きく報道されたテレビでこの場面を 見ましたが、世界中の鋭い観察者たちは、同じように映像だけで見抜いています。 > 3.それにしても小泉首相は卑屈な態度を見せたものだ。笑顔を見せない胡錦濤首相に駆け寄って、両手で握手し作り笑いを浮かべて友好会談を演出して見せようとした。会議後の記者会見で「日中関係改善に向けて対話促進で一致した」「有意義な会談であった」と一方的に自画自賛してみせた。しかしそんな演出をしてみたところで、一方の胡錦濤主席は会談直後の単独記者会見で「侵略戦争を反省し、中国人民の感情を傷つけることをするな」「言葉ではなく行動で示せ」と明言しているのだ。これほどの強い対日批判はない。一体どんな会談をしていたのか。小泉首相は正直に白状すべきだ。 > ベルリンのターゲス・ツァイツング紙の東京特派員は,本日、この場面に付いて「小泉の態度はまるで金正日におべっかを使う北朝鮮の臣下のようであった」とその印象を正直に書いています。 その通りだと思います。すなわち、小泉純一郎はまさにこの場面で、彼の権威にこびへつらう信念の無い人間の本質,すなわち奴隷根性を露にしたのです。「百聞は一見にしかず」という、古今東西のことわざをものの見事にこの場面は現していました。 戦後の日本の首相で、これほど日本の卑屈さを世界にもろに見せつけた人物はいません。東京湾で降伏文書に調印した東郷の方がはるかに立派でした。 わたしは1996年に、当時の日本の歴史認識について「敗戦を完成した日本」という 論考を書きましたが、昨日の小泉の、あの振る舞いほど「精神の敗戦」を見事に現したものはありません。日本史にこの映像は残るでしょう。 余計ごとですが、本物の右翼ならば、激怒しているはずなのですがね。なぜなら、彼の 振る舞いは、売国奴に無限に近いものなのですから。 > 5.極めつけは、会談後の記者会見で、「首脳会談は外相会談と同じである必要はない」として、歴史認識や靖国参拝についての対応を避けたことだ。ふざけるな、何の為に必死になって首脳会談を設定したのだ。首脳同士で重要な問題を話し合うはずではなかったのか。現に胡錦濤主席は会談ではっきりと問題提起したではないか。中国の要求を明確にぶつけてきたではないか。首脳会談で面と向かって答えずに、会談後の邦人記者会見において、「今後の靖国は適切に判断する」との主張を繰り返して参拝の可能性を否定しない小泉首相。まるで空威張りのガキのようだ。ここまで指導者の器量の違いを見せつけられた首脳会談はかつてなかった。そんな指導者を頂く日本は中国との戦いに既に根本のところで負けているのだ。 > 負けているどころか、これで、日本はアジア全体の軽蔑と嘲笑の対象になってしまいました。 これが、日本の嘘偽りの無い現状なのです。なにごともこの現実から始めない限り 無駄のくりかえしで、積極的な見通しなどでてくるわけはないのです。 事態は深刻ですね。 |
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