34709 返信 パール判事Re:教科書、靖国は国内問題か?あるいは(後略) URL フナずし 2005/04/28 23:48
烏龍茶さん、横レス失礼します。フナずしです。

> >弁護がなされたというのは、裁判の体を繕うためのものでしかなく、そもそも裁判官には、「裁判官としての職能を有する」、国際法の専門家はパール判事一人だったといいますね。そのパール判事は、日本無罪を主張していますが、他の連合国判事(裁判官としての資格経験すらない者を含む)は有罪の判決を下したのです。リンチ裁判です。
という意見についてすでに烏龍茶さんが

> パール判事は裁判当事国際法の専門家 で は あ り ま せ ん で し た 。
> 右翼のホームページばかり見ていると、こういう間違いを犯すことになります。
と指摘されておられますが、その根拠となるページをひとつ発見しましたので引用します。
http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageForm/peace@freeml.com/999
> (引用開始)
>そもそも、東京裁判で判事を担当した各国の法務将校がどうし
て専門家ででないといえるのか分かりません。
>オランダのレーリンクも植民地における刑法を専攻していた研究者で、国際法の教授
のクチがあったほどに通暁していました
>(『レーリンク判事の東京裁判』p.15)。
>裁判長を務めたオーストラリアのウェッブもまたしかり。
>彼はオーストラリア・クインズランド州の最高裁長官、その後、ニュー
ギニア戦における日本軍の戦争犯罪を調査した経験があります。
(田中利幸『知られざる戦争犯罪』参照)
 
>そのころラダビノッド=パルは何をしていたか。
> 彼が東京裁判以前に出版していた本を見てみましょう。
>『ベーダー時代のヒンドゥー法哲学』
>『インド長子相続法』 ・・・・。
>彼への評価を貶めるつもりは毛頭ありませんが、彼はむしろヒンドゥー法哲学や手続法の専門家です。
>彼が『国際関係における犯罪』という研究書を出版するのは、東京裁判後の1955年のことです。

>(引用終了)