34844 返信 「国連憲章」を初めて読んだ烏龍茶氏。 URL 八木沢 2005/05/04 06:41

 なぜか「問答」での議論を頑なに拒否し、田中荘で力なく呟くだけの烏龍茶氏である。いろいろと面白い反応を見せており、特にケッサクなのは以下のくだりである。


八木沢:国際連盟規約に比べても「干渉」を弾力的に解するようになったとされる国連憲章ですら総会の決議は慣習法の法源にはならない(第10条、11条)ことが明記されている。

烏龍茶:「総会決議が慣習法の法源にならないこと」が、第10条、第11条のどこら辺に 明 記 さ れ て いますか?


 これがなぜケッサクかというと、10条と11条は国連総会が出す「勧告」についての規定なのだが、勧告といえばそれだけで慣習法の法源からは除外されるということは、国際法を一度でもきちんと学んだことのある者にとっては常識中の常識(国連の公式サイトにも書かれている)であるにもかかわらず、こういう質問を投げかけてくるからである。「国連決議」なる良く分からない用語を連発している段階で国連憲章などまず読んだことがないであろうことは十分に予想がつき、「10条、11条」と条項を指定すればネットかなんかで慌てて調べて「10条、11条」「だけ」を調べるであろうことも十分に予想がつき、自分が引っかけられたことにも気づかず、喜んで突っ込んでくるであろうことまでが十分に予想のつくことなのだ。まんまとそのとおりの反応を見せたことを、ケッサクといわずに他に何というか。ぼくちゃん国連憲章なんて今まで一度も読んだことありましぇん、と告白したに等しい。お腹イタイ。それもこれも烏龍茶氏が国際法、国際法と身の丈にあわぬ虚勢を張り続けていることに対する報いである。何も知らないことを素直に認めれば、例えば「13条も見てごらん」とか教えてあげるが、絶対にそんな気は起こらないね。とかいえば、今度は慌てて13条「だけ」を調べてコメントしてくるだろうし、もうこういう法律初学者厨房君の能書にはウンザリなんだよな、私としては。

 日本は第一次世界大戦では戦勝国だ云々と狂ったように繰り返すが、なんの関係があるのだろうか。東京・ニュルンベルク両裁判所のような国際裁判は第一次世界大戦では開かれておらず、そのとき日本が戦勝国だったということは、日本が復讐裁判を開く側にならなかったことが強調されるだけである。にも関わらず「大日本帝国も編み出した側の一人」というさっぱり理解できないいいがかりで執拗にからむ烏龍茶氏の目的はいったいなんであろうか。ぼくちゃん分からず屋の阿呆です、ってことをアピールしたいだけだろうか。どんなメリットがあるんだか。

 「慣習国際法」と「国際慣習法」、どちらを使おうと一向に構わない。一向に構わないが、一つの文章の中ではどちらかに統一しろ、といっているのだ。国際法学会で用語の統一をしていないからといって、一人の人間の中では統一する必要があるだろう。ちなみに、私は島田征夫教授の表記を踏襲して「慣習国際法」を一貫して使っている。烏龍茶氏のように、書きながら自分でどちらか分からなくなるなどということが、私にはどうしても理解できないのだが。

 国際連盟を「国連」と表記してはいけない旨については、烏龍茶氏からまったく反論がなかったので、完全に論破できたものと認識している。