| 34874 | 返信 | 植民地主義は必ずしも悪くない | URL | 小林 哲夫 | 2005/05/06 07:18 | |
| 芥屋さん こんにちは 芥屋さんと一度議論をしてみたいと思って、いろいろ挑発してみているのですが、中々乗ってきませんね・・・。 それではこの話題はいかがでしょうか? 日本人は普通植民地主義こそ西洋の悪の根源だ!と思っているようです。 明治の日本は植民地にされない為に、朝鮮を植民地にし、中国を侵略したと考えて、現在の日本があるのは、侵略したおかげだと、過去を肯定する人もあります。 謂わば弱肉強食、自然淘汰論です。 しかし本当に西洋は、日本を植民地にしようと考えて、日本にやって来たのでしょうか? 西洋にその意思が無かった、という私の論をかつてinti-solさんと議論したのですが、とうとう説得できませんでした。 中国を半植民地と表現する人がいますが、少なくとも西洋は中国を植民地にする気は無かったと考えます。 そもそも植民地と言うのは、民主主義先進国であった西洋が、未開の後進国を文明化しようとしたものだと考えます。 だから文明化が達成できた時には、独立を容認するつもりで、支配していたものです。 日本、中国はすでに半文明国でしたから、植民地化の考えは持ちませんでした。 その典型が英国で、英国はインドに自治能力が付いたら独立を認める考えでした。 だから結果的にガンジーのような非暴力活動が有効でした。 インドのインテリは英国へ留学して、民主主義を学び、その理想をインドへ持ち帰って、独立運動をしたのですが、このような効果は英国の想定内のことでした。 またイギリス人は「異民族支配」ということの困難さを自覚していましたから、現地社会では孤高を保ち、混血することなく生活しました。 ところが日本はこの植民地主義の本質を学ばず、支配と言う外面だけを真似したので全て失敗でした。 朝鮮、満州を文明化するという大義を持っておらず、そこから収奪することだけを考えていたからです。(これは極論) また日本人は異民族対応と言うことを知らず、平等と言う建前を持ち込んで、かえってとんでもない摩擦を引き起こして、失敗しました。 さて植民地ということについては、香港のことを考えると良く解ります。 英国は香港を貿易拠点として、殆ど無人の島を租借し、そこを今は6百万の人口を有する商業都市に発展させました。 英国が香港人を搾取したと言う話を聞いたこともありませんし、香港に独立運動があったと言うことも知りません。 つまり英国は香港で何か悪いことをしたのではありません。 人のいない島に商業都市を作っただけです。 ここに植民地主義の本質があります。 それを今でも日本人は誤解していて、「日本はアジアの植民地を解放してやった」などと独りよがりなことを言って、自画自賛している人がいます。 日本に開放されるくらいなら、西洋の植民地のままの方がましだと思った人のほうが多かったに違いないと言う、想像力がありません。 アジア諸国民が旧宗主国を今でも懐かしんでいるのは、このような理由があります。 ところが日本はといえば、本人は朝鮮で素晴らしい植民地政策をしたと自慢していますが、今のあの反日デモを見れば解るとおり、物凄い憎しみを残したのです。 この日本人の失敗の理由を誰も自覚していないから、かれらの反感が日本人にはさっぱり理解できないこととなります。 何を今更反日か?と驚いている日本人ばかりなのは、この植民地の本質が解らない日本人の独りよがりのせいなのです。 |
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