| 35018 | 返信 | 植民地主義とは何か?(2) | URL | 小林 哲夫 | 2005/05/11 22:22 | |
| 水原文人さん こんにちは 水原文人さんと工藤猛さんの二人は、私の考えについて同じ誤解をしています。 もともと私の考えは相当世間離れしていますから、私自身も誤解されないように凄く気をつけて、日本文としてはくどい文章になっているのですが、それでもダメだったようです。 誰にでも解る文章にするのは不可能なので、日ごろの水原文人さんの文章を読んでいて、この人は相当解る人だと見ていましたので、一応水原文人さん程度を目安にわかってもらおうと努力しています。 それがこの誤解ですから、誤解させた責任は私にあると反省しています。 そこで今回は是非とも水原文人さんに解ってもらえるよう頑張ります。 そもそも西洋の植民地主義の話は、日本近代の軍国主義の原因についての考えが出発点です。 明治以来現在に至るまで、日本人は西洋を悪魔のように思って、下手をすると植民地にされる、と恐れているようです。 福澤諭吉は「侵略されないために侵略するのだ!」と日清戦争を煽りました。 私が言いたいのは、「この恐れは誤解だ!過剰反応だ!」ということです。 西洋は日本を植民地にするつもりなど無かったのに、日本人は植民地にされることを恐れて、侵略される前に侵略してやれと、思ったのです。 この議論は以前inti-solさんと長々とやったのですが、結局説得できませんで、inti-solさんは今でも西洋が幕末に日本にやってきたのは、日本を植民地にするためだ!と頑張っています。 西洋のこの頃のやり方を説明するために「植民地主義とはどういうものか?」ということを説明しているのです。 「植民地主義というのは、未開の国を文明化するもの」と私が書いたのは、これが当時の西洋の考え方だと紹介したのであって、それが良いことだと私が思っているのではありません。 因みに福澤諭吉は、日清戦争のことを「文明と野蛮の戦争だ!」と言って、日清戦争を煽ったのです。 私の言う「未開」と言うのは福澤諭吉のいう、「野蛮=未開」の意味です。 彼は当時の中国を野蛮な国と考えて、その国を文明開化するための戦争だと言いました。 私は前の文で、「この時の中国も朝鮮も野蛮(未開)ではなかった」と強調するために、彼のこの言葉を使ったのです。 私が「未開」という言葉を使ったのは、福澤諭吉の考えを紹介するためであり、それがイコール西洋の植民地主義の考えであるとも考えたからです。 そもそも私が19世紀の植民地主義について話しているのに、15世紀のコルテスやピサロを持ち出すなど、日本人の歴史認識はノッペラボウ過ぎます。 西洋植民地主義というと、途端にインカやマヤの殲滅を思い出すのではあまりにも思考力が貧困過ぎます。 (そもそもインカやマヤは略奪だけであって、植民地とも関係ないと思われますが。) ここまでのところは、理解していただけたでしょうか? もし解らないところが有りましたら、遠慮なく質問して下さい。 工藤猛さん こんにちは 上の説明で誤解が解けたでしょうか? もしまだあきれているようでしたら、遠慮なく質問してください。 |
||||||
![]() | ||||||